アメリカやイギリスはもちろんですが、海外旅行先で英語を話す機会は多いと思います。あなたは、現地の人から英語で「Thank you」(ありがとう)と言われたら、どんな英語のフレーズを使って答えますか?
日本語では、「どういたしまして」になります。普段、英語を使わない人は、あまり思いつかないかも知れませんね。
定番の英語フレーズとしては、「You are welcome.」が有名です。
既に知っている方や忘れていて思い出された方もいらっしゃるかも知れません。
ただ、これだけだとワンパターンで面白みに欠ける、もっと多くのフレーズを知って現地の人とのコミュニケーションを円滑にしたい、楽しみたいという方のために、今回は「どういたしまして」で使われている英語のフレーズについてお伝えします。
【日常で役立つ英語集】「どういたしまして」を意味する21フレーズ
「You are welcome.」だけじゃない!
人から感謝されたら、返してあげる言葉は他にもたくさんあります。
まずは、プライベートなどでよく使われるカジュアルな表現をご紹介したいと思います。仲の良い友達など親しい人に使ってみてはいかがでしょうか?
- That’s OK.
- No problem.
- Anytime
- Don’t mention it.
- Sure
- Don’t worry about it.
- It was nothing.
- Not at all.
- Not a bit of it.
- It’s fine.
- You bet.
- No worries.
- Think nothing of it.
- No trouble.
- No sweat.
- I’m glad to help.
- It’s my pleasure.
- It’s the least I could do.
- You’re so welcome.
- You’re most welcome.
- You would have done the same thing for me.
That’s OK.
大丈夫だよ。
※相手の感謝の気持ちに対する返答だけでなく、相手に申し訳なく思われた時の返答でも使われます。因みに「It’s OK.」は少し冷たい言い方なので、That’s OK.の方を使うと良いでしょう。
No problem.
全然、問題ないよ。
※よく映画などで見られる表現です
※Sure,no problem. (もちろん、問題ないよ)
Anytime
気にしないで。(「それくらい何度でもOK」「いつでもどうぞ」というニュアンス)
※Sure,anytime.(もちろん、どうぞ)
Don’t mention it.
それは言う必要ないよ。
※(「お礼はいらないよ」という意味)少しフォーマルな表現で、ビジネスでも使われることがあるようです。
Sure
もちろん。(当然のことをしたまでさ。)
※これも「どういたしまして」のニュアンスで使われています。
Don’t worry about it.
気にしなくていいよ。
※少しフォーマルな表現で、ビジネスでも使われることがあるようです。
It was nothing.
何てことないよ。
※直訳すると「そんなことないよ。」となります。
Not at all.
全然、気にしないで。
※少しフォーマルな表現で、ビジネスでも使われることがあるようです。
※直訳すると「全然、そんなことないよ。」となります。
Not a bit of it.
どういたしまして。
※直訳すると「全然、そんなことないよ。」となります。
It’s fine.
いいよ。
※直訳すると、「OK。大丈夫。元気です。」というニュアンス。
You bet.
別にいいよ。
※日本ではほとんど知られていませんが、とてもカジュアルな表現で、特にネイティブ同士でよく使われる気軽な「どういたしまして」です。口語でよく使われます。
No worries.
気にしないで。心配しないで。
※「Don’t worry about it.」よりも気軽に使えるカジュアルな表現。アメリカやイギリスよりオーストラリアでよく使われる表現です。
Think nothing of it.
とんでもないです。「Don’t mention it.」と似たニュアンスです。
No trouble.
どういたしまして。
※直訳すると「全体、大したことないです。」となります。
No sweat.
どういたしまして。
※直訳すると「全体、大したことないです。」となります。
「どういたしまして」の丁寧な英語表現(ビジネス向き)
これまでよりは、丁寧な言い方でフォーマルな表現です。
親しい友達に話すようなラフな言い方ではなく、紳士的で丁寧な言い方であるため、年上や目上の人に対して、オフィシャルな場所やビジネス向けとして使われています。
I’m glad to help.
お役に立てて嬉しいです。
※別の表現で「I’m happy to help.」も使われます。
It’s my pleasure.
私の喜びでもあります。
※「私も嬉しい、こちらこそ光栄です。」という意味。
※似た表現で「The pleasure is mine.」がある。
It’s the least I could do.
これぐらいさせてください。
You’re so welcome.
とんでもございません。
※soをvery(とても)に変えて「You’re very welcome.」も使われます。
You’re most welcome.
とんでもございません。
※より丁寧な表現として使われます。
※似た表現で「You’re more than welcome.」がある。こちらも丁寧な表現。
You would have done the same thing for me.
あなたなら私と同じようなことをしてくれるはずでしょう。
※とても丁寧な表現であり、感謝してくれた相手に対する想いがこもった言い方です。
まとめ
【日常で役立つ英語集】「どういたしまして」を意味する21フレーズ
いかがでしょうか?「Thank you.(ありがとう)」という感謝の言葉に対して、それに答える表現をお伝えしました。
どれも英語圏でよく使われる「どういたしまして」の表現をピックアップしましたが、ここで掲載したフレーズ集は、カジュアルな日常英会話でもフォーマルなビジネス英語でも通用すると思います。
これで、今までは、「Thank you.(ありがとう)」という感謝の言葉に対して、定番の「You’re welcome.」としか返答できなかった人もその時々のシチュエーションによって臨機応変に使い分けることができるようになりますね。
ぜひ、上記のフレーズ集を覚えて、海外旅行や海外生活で積極的に使っていただきたいと思います。
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