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悪口を言われている…「悪口を言う人」への心理学的対処法

心理学

学校や会社など、どのような組織、集団でも「悪口」を言いたがる人間というのは存在するものです。自分自身が悪口を言われるということもあるでしょうし、あるいは第三者の悪口を聞かせられるということもあるでしょう。

では、自分自身はあるいはその他第三者の悪口を言う人に対し、あなた自身はどのような対応を取れば良いのでしょうか。

この記事では、悪口を言う人との上手な接し方についてお伝えします。冷静な態度で接し最適な対処をとることで、相手をコントロールしましょう。

 

悪口を言われている…「悪口を言う人」への心理学的対処法

その人の心理状態を理解する

悪口を言う人に対しては、その人が「なぜ悪口を言うのか」ということを理解することで、付き合うためのヒントを手に入れることが可能になります。

一般的に、悪口を言うなど他人に対して攻撃的な振る舞いをする人というのは、実は恐怖心や不安感が強い傾向があると言われています。

このような人々は常に「自分は周囲の人々に悪意を持たれているのではないか?」と考えてしまう傾向があり、そうした警戒感から周囲の人間に対しても悪意を持って接してしまうのです。

その他に多いケースとしては、本心ではその対象に好意を持っているもののその気持を素直に表現することができないために、結果として悪口を言ってしまうということもあります。

これは特に小学校高学年くらいから中学生によく見られるパターンではあるものの、大人同士の関係においてもありえます。

また、これまでは悪口を言うような人では無かったにも関わらず悪口を言うようになってしまったという場合には、環境の変化によるストレスや何らかの脳の異常が原因として考えられる場合もあります。

さらに遺伝的性質として攻撃本能が旺盛であり、悪口を言ってしまいやすい人というのも存在します。

 

その人に近づかない

自分もしくはその他の人々に悪口を言う人への一番の対処法としては、「その人に近づかない」ということが挙げられます。

そもそも誰かの悪口を言う人というのは、信用できない人間であると理解しましょう。そしてそのような人は、敵になるにせよ味方になるにせよ、あなたに害をもたらします。

「君子危うきに近寄らず」とも言いますが、このようなリスクの高い人には近づかず、視界に入らないようにするというのが一番です。

 

常に堂々と過ごす

悪口を言う人が身近にいるという場合、重要なのが「常に堂々と過ごす」ということです。

堂々と振る舞う人は、周囲からは「威厳のある人」と見なされ、それはある意味では威圧感を与えることになります。

悪口を言う人というのは傾向として恐怖心の大きい臆病な人が多いため、威圧感のある人に対しては怖くて悪口を言うことはできません。

さらに常に堂々としているということにより、第三者に対しての悪口を聞かされることも少なくなるでしょう。

これはそのような人に対しては他人への悪口を言っても共感をしてもらえないだろう、という予測が働くためです。

 

相手にしない、気にしない

もし自分自身が悪口を言う人のターゲットになってしまった場合には、相手のことや悪口の内容を気にし過ぎないということが大切です。

平常心を保ち普段通りの生活をするよう、心がけましょう。

悪口を言う人というのは、悪口の対象となった人物が悔しそう、悲しそうな態度を示したり、あるいは怒ったりするのを楽しむという傾向があります。

こちらが過剰に反応をすればするほど、相手を調子に乗らせ、却って悪口を悪化させてしまうことに繋がります。

勉強や仕事など常に自分のやるべきことにのみ集中し、悪口を言う人の意図を挫きましょう。

 

自分自身の正当性を手放さない

悪口を言われると、人はどうしても「自分が悪かったのではないか?」と考え自己嫌悪に陥ってしまうものです。

しかし、自分がそのように自己嫌悪に陥っている様子は、悪口を言う人にとっては格好の楽しみの材料となってしまいます。

ですので、自分が悪口を言われてしまったという際に重要なのが、「自分は間違っていない」と考えること、つまり「正当性を手放さない」ということです。

あなたがもし直接悪口を言われたり、あるいは自分自身への悪口を聞いてしまったりしたという場合には、心の中で「自分は間違っていない」と強く念じるようにしましょう。

 

自分自身を省みる

前項でも述べた通り悪口を言われた際「自分自身の正当性を手放さない」ということは重要です。しかし、悪口の中には自分自身にも思い当たるフシがあるという場合もあるかも知れません。

もし悪口を言われ、その内容に頷ける部分があったという場合には、そのような部分に関しては、自分自身を省みた上で改善してみるというのも良いでしょう。

ただし、このような場合でも過度に自分を責めすぎないよう十分に注意をする必要はあります。

 

張本人に対して相談する

悪口を言った相手に対し、言われた内容や、あるいは「悪口を言われているということ」そのものについて相談する、という方法です。

具体的には「自分は悪口を言われているのだけれど、一体どうすれば良いのか?」などという形で、勇気を持って相手に問いかけをしてみましょう。

これは自分から相手の懐に飛び込んでしまうというもので、相手を動揺させる効果があります。

また、悪口を言う人というのは、悪口の対象となる人物に対して「一人の人間としての人格」を認めていないということが良くあります。

それに対し悪口を言われた側から相談を持ちかけることで、「自分が悪口を言っている相手にも人格がある」ということを理解させることができます。

悪口を言う人は、相手に人格を認めていないからこそ好き放題に悪口を言えるのですが、人格があることを認めてしまうとこれまでのように悪口を言うことができなくなります。

 

相手を訴える

自分自身が悪口を言われ、どうしても我慢ができないという場合には、悪口を言う人に対して訴訟を起こすという対処法もあります。

もし悪口の内容が虚偽(でたらめ)を含むものであった場合には、名誉毀損罪が成立する場合があります。

また、もし多くの人々の前で何度も悪口を言われたという場合には侮辱罪が成立する場合があります。

さらに、悪口を言われ続けたことによりノイローゼなどになるなど、心身に何らかの疾患が生じたという場合には傷害罪が適応される場合もあります。

もし相手が14歳以下であり法的責任が問えないという場合には、学校や相手の親などを相手取って訴訟を起こし、管理監督責任を問うことが可能です。

 

環境を変える

悪口を言う人のいる環境から離れる、という方法です。

現在日本の会社員などの離職理由として最も多いのは、「人間関係の悩み」であると言われています。

今現在においても多く人々が、悪口などの人間関係の問題から職場を離れているのです。

また、近年では同じような人間関係の理由から学校を辞めるという子供も増えてきています。

このようなケースでは公立学校から教育方針のはっきりした私立に転校したり、フリースクールなどに通いながら高卒認定試験を目指したりするということが多いようです。

 

その人から離れる

では、自分自身ではなくその他第三者に対しての悪口を言いふらすような人が身近にいる場合では、どのような対応を取ることができるのでしょうか。

まず一つ目の方法としては、やはりその人から離れ、できるだけ近寄らないようにするというのが良いでしょう。

悪口を言う人と親しくするということにより、あなた自身もまた「悪口グループ」の一員であるかのように勘違いされてしまいます。

その人に対しては物理的な意味で距離を取るほか、連絡なども仕事上などの必要最低限にしておきましょう。

 

相手に同調しない

悪口を言う人と話をするという際には、その悪口に積極的に同調することは絶対にしてはいけません。

もしあなた自身も悪口を言ってしまったとすると、それは完全にその人と同罪ということになり、最早言い逃れをすることはできません。

もし心の中ではその人に同意をしているとしても、少なくとも悪口を口にするのだけは止めておいた方が良いでしょう。

 

適当に聞き流す

では、もしその悪口を言う人の話をどうしても聞かなければならないという場合には、なるべく自分の考えなどは主張をせず、相手の話を適当な態度で聞き流すようにすると良いでしょう。

具体的には、「そうなんですか」「それは知らなかった」「なるほど」などと、適当な返事をしながら相手の話が終わるのを待つようにします。

 

会話を打ち切る

もし、悪口を言う人の話がなかなか終わらないという場合には、こちらから悪口以外の話題を振って話の流れを打ち切ってしまうのが良いでしょう。

特に、仕事などの話題を振ると、相手もその内容に合わせざるを得なくなるため効果的です。

また、仕事やトイレなどの生理現象を理由に会話を少々強引に打ち切り、その場を立ち去ってしまうという方法もあります。

 

中立に徹する

もし第三者に対して悪口を言っている人が、こちらに向かって意見や同意を求めてきた場合には、できるだけ中立の立場に徹するようにしてください。

また、もし中立に徹するということが難しい場合には、「それが事実だとしたら大変だね」などと、留保をつけつつ相手に同意をするようにします。

 

「悪口を言われている人」の良い所を挙げてみる

第三者に対しての悪口を言っている人に対して、その悪口の対象となっている人の良い部分を挙げて黙らせる、という方法です。

その人が誰かに関する悪口を言っていたとしたら、「でも○○さんは□□っていう良い所もあるよね」などという形で悪口を言われている人をフォローするようにします。

これによって相手は、「自分が悪口をいうことでかえって反感を買っている」ということを学習し、悪口を言わなくなっていきます。

 

まとめ

悪口を言われている…「悪口を言う人」への心理学的対処法

 

・その人の心理状態を理解する

・その人に近づかない

・常に堂々と過ごす

・相手にしない、気にしない

・自分自身の正当性を手放さない

・自分自身を省みる

・張本人に対して相談する

・相手を訴える

・環境を変える

・その人から離れる

・相手に同調しない

・適当に聞き流す

・会話を打ち切る

・中立に徹する

・「悪口を言われている人」の良い所を挙げてみる

 

自分自身が言われるにせよ、誰か他の人が言われているにせよ、悪口を言う人に対してはなるべく関わり合いにならないのが一番です。

ただし、どうしても相手と関係を持たなければならないときには、これらの方法を試して、相手からのストレスを最小限にとどめてください。

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