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「臥薪嘗胆」の意味!今に見てろよ。雪辱を果たす秘訣8つ

おもしろ知識

臥薪嘗胆(がしんしょうたん)・・・成功するため、目的を達成するため、苦労に耐えること

〜使用例〜
「彼女に振られた後、僕は臥薪嘗胆(がしんしょうたん)を3年重ねた。その後・・・収入は2倍になりファッションセンスも一流になった。」

臥薪嘗胆という四文字熟語をご存知でしょうか。

この四文字熟語は辛い時に頑張る糧になるような、知っていて得をする言葉です。
なんて読むのかもわからない・・・なんていう人は、この機会に一から勉強しておきましょう。

今回は「臥薪嘗胆」の意味と、雪辱を果たすための8つの方法をお伝えしていきます。

 

「臥薪嘗胆」の意味!今に見てろよ。雪辱を果たす秘訣8つ

 

臥薪嘗胆の基本的な意味

臥薪嘗胆は見慣れない難しい漢字かもしれません。読み方は「がしんしょうたん」です。

まずはこの言葉の基本的な意味についてご紹介します。

臥薪嘗胆には

①成功するため、目的を達成するため、苦労に耐えること
②リベンジのために耐え忍ぶこと

この二つの意味があります。

 

臥薪嘗胆の一語ごとに隠された意味

臥薪嘗胆にはそれぞれの漢字に意味があります。

『臥』ふし寝る意・・・ふす。うつぶせになる。また、ふせて寝る。
『薪』たきぎ・・・燃料として用意された木や木材など。
『嘗』なめること・・・味みをする。ひいて試す意を表わす。
『胆』苦いきも・・・内臓の一つ。

薪の上に横になり、苦い胆をなめること。というのが、一語ごとに隠された意味を組み合わせた時に成り立つ意味となります。

 

臥薪嘗胆の使い方

では実際どのように文章に使うことができるのかをご紹介します。

・臥薪嘗胆の努力の結果、見事に合格することができた。
⇒成功のために耐え忍んだ結果に合格することができたという意味。

・あまりにも大差があるならばその時は臥薪嘗胆、一から練習をする必要がある。
⇒大きい差があるために一旦リベンジのために耐え忍んで練習を開始するという意味

 

臥薪嘗胆の由来や言葉の成り立ち

故事の由来①【臥薪】
紀元前6世紀末の話。中国春秋時代の呉の王である闔閭は、先に攻撃を受けた復習として越に侵攻しましたが、敗れてしまいます。そして自らも負傷し、まもなくその傷が原因で病死します。

死ぬ間際に闔閭は後継者の夫差に「必ず仇をとるように」と言い残します。それを聞いた夫差は「三年以内に必ず」と約束をします。

夫差はその約束通りに国の軍備を充実させて、自らは薪の上で寝ることでその屈辱を思い出していました。

⇒ここで薪の上で寝る『臥薪』という言葉が成り立ちます。

故事の由来②【嘗胆】
まもなく夫差は越に攻め込み、越の王である勾践の軍を破りました。

勾践は夫差の馬小屋の番人にされるなど苦労を重ねましたが、許されて越に帰国します。そして帰国した後も富国強兵に励みました。
その一方で苦い胆を嘗めることで、屈辱を忘れないようにしたのです。

その間、強大化したことに奢った夫差。

20年後に勾践は満を持して攻め込み、夫差の軍を破ったのです。勾践は夫差に対して王への復帰を認めなかったために、夫差は自殺をしました。

⇒ここで苦い胆を嘗める『嘗胆』という言葉が成り立ちます。屈辱を忘れないようにするという意味が込められているのです。

 

「臥薪嘗胆」今に見てろよ。雪辱を果たす秘訣8つ

臥薪嘗胆とは意味や由来でも紹介したように、辛い時にその雪辱を果たすために耐え忍ぶことです。では雪辱を果たすためにはどうしたら良いのでしょうか。今回はその方法を8つ紹介していきます。

屈辱した気持ちを忘れない

臥薪嘗胆を実行する上で、まず大切なのは、悔しいと感じた気持ちを忘れないことです。これは臥薪嘗胆の故事の由来でも紹介したように、薪の上で寝たり、苦い胆を嘗めたりするということです。

例えばスポーツの試合で負けた雪辱を果たすのであれば、負けた時の屈辱を忘れてはいけません。その日の試合のことを常に思い出しましょう。そして相手の勝ち誇った表情も思い出すのです。

『本当に悔しかったんだ。本当に屈辱的だったんだ。絶対に見返してやる。』

この強い気持ちこそが雪辱を果たすための強い糧になるのです。

 

順序を立てる

臥薪嘗胆を効率良く行い、雪辱を果たすためには、ただ闇雲に何かを行っても意味がありません。空回りしたり遠回りをしたりして、結局上手くいかなくなってしまうのです。

どうしたら雪辱を果たすことが出来るのか。まずはその計画表を自分で作りましょう。その為に自分には何が足りないのか。何を努力したら良いのか。何から始めるべきなのか。

きちんと計画を立てて、それに基づいて実行していくことが重要です。

 

少しのことで奢らない

臥薪嘗胆の努力をしている中で、順調に物事が進んでいると感じる時期もあると思います。人に褒められたり、自分で満足することもあるでしょう。

しかしそこで奢ってしまっては意味がありません。人は奢る気持ちが出ると努力を怠ってしまいます。頑張ることをやめてしまいます。それ以上成長できなくなってしまいます。

それでは雪辱を果たすことはできません。

故事の由来でも夫差は強大化したことに奢ったからこそ、努力し続けた勾践に負けてしまったのです。雪辱を果たすまでは、奢ることなく努力を惜しまずに過ごしましょう。

 

成功した自分を想像する

臥薪嘗胆を決意したら、屈辱した思いを忘れないことが大切です。悔しかった時のことを常に忘れずに思い返すことは強い力になるので必要です。

しかし、悔しい思いばかりを頭の中に描いているだけではいけません。

臥薪嘗胆を重ねて、雪辱を果たすことに成功した時の自分も想像してみましょう。あなたはどんな気持ちですか?どんな表情ですか?誰に伝えますか?周りはどんな反応をしていますか?

その時のことを想像するだけでやる気がわいてきます。それを現実にするために頑張ろうと気持ちを奮い立たせることができるのです。

 

仲間を作る

臥薪嘗胆を実現するには一人よりも二人、二人よりも三人・・・と仲間がいる方が良いです。一人ではくじけそうな時も仲間がいることで切磋琢磨と頑張ることができます。

同じ目的を持つ仲間となら、一人では果たせないことも可能になります。一人では出ない知恵やアイディアも仲間からもらうことができます。

ただし仲間を作るには注意点もあります。慣れ合いや、足の引っ張り合いが起きてしまうと、雪辱を果たすどころかまた屈辱を味わってしまう結果にもなりかねません。仲間割れや裏切りもあるかもしれません。

まずは雪辱を果たすのは自分自身ということを忘れずに。その上で仲間の存在を大切にすることが必要です。

仲間に依存しすぎたり、信用しすぎてしまわないように気をつけましょう。

 

雪辱を果たしたい人・物事を明確にする

臥薪嘗胆の理由を明確にすることでより具体的に努力することができます。そしてより具体的に成功した時の想像をすることもできます。

ただがむしゃらに悔しいという一心でいるだけでは雪辱を果たすことには繋がりません。

紙に書いて、毎日目にするところに貼っておくのも効果的です。文字にしたものを目で見ることで、思いが強いものになります。

 

短期間で雪辱が果たせると思わない

臥薪嘗胆で数か月頑張ったけれど、雪辱を果たすことが出来なかった。と、ここで諦めてしまってはその数か月の努力が無駄になってしまいます。

臥薪嘗胆の故事の由来で例えると、勾践は20年後に再び攻め込んでいます。つまりその20年間、雪辱を果たす努力をしてきたわけです。20年は少し長すぎるかもしれませんが、それくらいの思いが必要ということを覚えておきましょう。

すぐに結果を出すことは難しいです。短期間で自分を変えることは出来ません。長い時間かけて努力した結果、雪辱を果たすことができるのです。

すぐに結果が出なくても、いつかは必ず良い結果に変わると信じて長い目で見ることが必要です。

 

誘惑に負けない

臥薪嘗胆の努力をしない方が楽に生きることが出来るかもしれません。楽しく過ごす方法もたくさんあります。しかし一度楽な方へ逃げてしまうと、戻ってくるのは難しいことです。

雪辱を果たすためには、楽しい誘惑や楽をして生きていける誘惑に負けない心を持たなければいけません。その心がない限りは雪辱を果たす日はやってこないでしょう。

 

まとめ

「臥薪嘗胆」の意味!今に見てろよ。雪辱を果たす秘訣8つ

 

臥薪嘗胆の一語ごとに隠された意味
臥薪嘗胆の使い方
臥薪嘗胆の由来や言葉の成り立ち

雪辱を果たすための8つの方法

1.屈辱した気持ちを忘れない
2.順序を立てる
3.少しのことで奢らない
4.成功した自分を想像する
5.仲間を作る
6.雪辱を果たしたい人・物事を明確にする
7.短期間で雪辱が果たせると思わない
8.誘惑に負けない

 

「臥薪嘗胆」の意味と、雪辱を果たすための8つの方法をお伝えしました。

臥薪嘗胆という文字に込められた深い歴史や思いに驚いた人もいるのではないでしょうか。生きていると屈辱を味わうことは必ずあります。そして人間は誰しも失敗します。

そんな時は『臥薪嘗胆』この言葉を思い出し、雪辱を果たすために出来ることを行っていきましょう。耐えて努力をすれば必ず報われる日はやってきます。

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