セルフケアでムダ毛の処理をしている人に多い悩みの1つが、カミソリ負け。
剃ると、ぽつぽつとしたザラつきがちな肌になったり、カミソリによる刺激のせいでかゆみが出たり、ひどい人だと肌に炎症が出る人さえいます。
でも、ムダ毛処理の際にほんの少し手間を加えるだけで、肌トラブルのない「つるん」とした状態をキープすることができます。今回は、カミソリ負けを防ぐ、完璧なムダ毛処理にするコツをご紹介させていただきます。
カミソリ負けを防ぐ「完璧なムダ毛処理」5つのコツ
カミソリ負けを防ぐためのムダ毛処理のタイミング
カミソリ負けを防ぐためには、ムダ毛処理をするタイミングが重要なポイントになります。
入浴後に行う
入浴中にムダ毛処理をするのは実はNG…。確かに毛が水分と熱気を吸って処理しやすくなってはいるのですが、お風呂場には雑菌がいっぱいなので、余計な肌トラブルを起こす原因になるのです。また、ふやけた肌で行うと、角質が傷ついてしまい、ぽつぽつやザラザラ肌を作り出してしまいます。なので、ムダ毛処理はお風呂ばから出て、体を拭いた後がベストタイミングです。
肌が敏感な時期は避ける
寝不足が続いているとき、疲れがひどい時、生理前や生理中にかけての時期は、肌の抵抗力が弱まっています。カミソリ負けしやすいだけでなく、炎症を起こしやすくなるので、できるだけこれらの時期を避けるようにしましょう。
良く切れるカミソリ&シェービングクリームで!
カミソリは最低でも週に1回は取り換えましょう。切れ味の悪いカミソリは、角質を削り肌を傷めるため、カミソリ負けの原因になります。
2枚刃(表面より約0.1mm深い)、3枚刃(表面より約0.2mm深い)を使うとより毛が目立たなくなりますよ。
また、処理をする際に滑りを良くするために石鹸を使う人がいますが、石鹸は刺激が強すぎて肌をつっぱらせてしまうので、できるだけ脱毛用のシェービングクリーム、もしくはコールドクリームを使うようにしてください。
剃り方次第でカミソリ負けは防げる
カミソリ負けを防いで、なおかつキレイに除毛するためには、毛の流れにそってカミソリを動かすことです。逆剃りは仕上げの1、2回でとどめるようにします。
また、何度も同じ部分を剃る深剃りは、炎症やぶつぶつなどのカミソリ負けの元になるので注意してくださいね。
・おでこ…上から下へ
・頬…内側から外側へ
・あご…上から下へ
・すね…ひざから足先へ
・腕…内側から外側へ
・脇…中心から外側へ
保湿&紫外線ケアを徹底する
反った後は、毛穴に細かい傷が残ります。これがカミソリ負けと言われるものですが、炎症を起こさないように、クリームや乳液でしっかりと保湿をしましょう。
意外に知られていませんが、化粧水は刺激が強すぎるので使うの控えてください。
傷や赤いブツブツができた時は、傷薬を塗った方がベターです。また、反った後は角質が削られていて、紫外線を通しやすい状態になっているので、日中は日焼け止めクリームなどを塗って、シミを作らないように徹底しましょう。
ムダ毛処理別の短所と長所
ムダ毛処理というと、剃る、抜く、溶かすという方法が一般的ですが、これらには短所と長所があります。それぞれのムダ毛処理別の特長を知ることで、部位によって使い分けることができます。
「剃る」長所と短所
カミソリやシェーバーを使って、ムダ毛の根本を切る方法。切り口が太く残るので、反った部分が黒く目立ちやすくなります。再び毛が生えてきた時により太く見えることも。持続期間は1~2日です。
・長所…手軽に処理ができる。肌への刺激が比較的低い。
・短所…すぐに生えてくる、切り口が太く目立つ。生えてくる途中でチクチク感がある。肌の角質を削るので、何度も剃っていると黒ずみができることもある。
「抜く」長所と短所
毛抜きや脱毛器を使って、ムダ毛を毛根から抜き取る方法。毛が途中で切れてしまうと、毛が伸びるより先に皮膚が再生して、埋没毛になることもあります。持続期間は約3週間ほどです。
・長所…ツルツル肌になる。持続期間が長い。
・短所…抜く際に痛みがある。毛穴が盛り上がり、埋没毛ができる。炎症が起きやすくなる。毛穴の周りシミができやすくなる。
「溶かす(除毛剤)」長所と短所
薬の成分の力でムダ毛のタンパク質を溶かす方法です。剃るのと比べて、切り口が丸く皇化になるので、目立ちにくいという特徴があり、伸びてくる時も自然。持続期間は約1週間ほどです。
・長所…切り口がすべらか。手軽で痛みが少ない。
・短所…すぐに生えてくる。刺激が強いので肌の弱い人には向かない。肌の角質を削ってしまう。
まとめ
カミソリ負けを防ぐ「完璧なムダ毛処理」5つのコツ
・カミソリ負けを防ぐためのムダ毛処理のタイミング
・良く切れるカミソリ&シェービングクリームで!
・剃り方次第でカミソリ負けは防げる
・保湿&紫外線ケアを徹底する
・豆知識:ムダ毛処理別の短所と長所
カミソリ負けになると、肌にかゆみがでたり、肌がざらついたり、炎症を起こすなどの肌トラブルが起こりますよね。でも、処理を行うタイミングに気を使ったり、肌を傷めない切れ味の良いカミソリやシェービングクリームを準備することで、カミソリ負けを防ぐことができます。
また、処理後の保湿&紫外線ケアを徹底するのも大切なポイントです。ぜひ、上記の項目を参考にして、カミソリ負けのないつるんとしたをキープしてください。
コメント コメントが多い記事もあります。読んでみるとモチベーションアップに繋がります。