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その「足のしびれ」怖い病気のサインかも!原因15選と治し方7選

美容と健康

ほとんどの人が、足にしびれを感じた経験があるのではないかと思います。足のしびれというのはごくありふれた現象ではあるのですが、その一方で身体からの何らかのSOSサインであったり、危険な病気の兆候であったりするという可能性もあります。

そこで今回は、足のしびれに関し、その原因として考えられることと、脚のしびれの治し方についてお伝えします。

現在足のしびれでお悩みの方は、怖い病気が潜んでいる可能性もありますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

その「足のしびれ」怖い病気のサインかも!原因15選と治し方7選

足のしびれの原因15選

一時的な神経・血管への圧迫

正座などにより神経や血管が一時的に急速に圧迫されることにより、足にしびれが生じるということがあります。一般的に言われる「足のしびれ」の原因の大部分がこれに当たります

正座は姿勢を整え、身体のバランスを良くするという健康効果もあるにはあるのですが、こうした圧迫により長期的には何らかの障害が生じてしまう可能性もあるため、頻繁に長時間にわたって行うことは避けたほうが良いとされています。

 

坐骨神経痛

坐骨神経とは背骨の腰の部分である腰椎の下部から足の先まで伸びている神経のことです。人体の中でも特に長い神経であるとされ、また太さも場所によっては直径2センチ程度と非常に太いことが知られています。

この坐骨神経が何らかの要因により圧迫されることにより痛みが生じるというのが坐骨神経痛なのですが、単に痛みだけでなく、足の皮膚表面付近にて頻繁にしびれも生じさせるということが知られています。

坐骨神経痛が生じる原因はさまざまなのですが、いくつかの重大な病気の可能性も指摘されています。ここでは、そうした病気のうち、代表的なものをいくつか紹介していきます。

椎間板ヘルニア

坐骨神経痛の原因として最も一般的なのが、椎間板ヘルニアです。

椎間板ヘルニアは俗に「ぎっくり腰」とも言われ、腰椎にて骨と骨の間でクッションの役割を果たしている椎間板という軟骨組織が外部にはみ出すことにより、神経を圧迫することによって痛みを生じるという病気です。

脊柱管狭窄症

脊柱管とは背骨の内部にあるパイプのような空洞であり、神経が通っています。何らかの原因により、この脊柱管が狭くなり神経が圧迫される状態を脊柱管狭窄症といいます。

この脊柱管狭窄症が腰椎部分にて生じる時は、坐骨神経痛となる場合があります。

腰椎すべり症

背骨はいくつもの骨が軟骨によって接着され、ブロックのように積み上がった状態となっているのですが、この背骨の腰椎部分が前方に滑り、ずれた状態となり、神経が圧迫されることを腰椎すべり症と言います。

変形性腰椎症

すり減りなどにより腰椎の一部が尖った状態に変形し、それによって神経を圧迫してしまう状態を変形性腰椎症と言います。

変形性腰椎症は椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などと併発しやすい病気であるとも言われています。

 

動脈硬化症

全身を走る動脈にコレステロールや脂肪がたまったり、ニコチンやストレスなどで血管が収縮したりすることによって起こるのが動脈硬化です。

この動脈硬化が足の血管にて起こることを下肢閉塞性動脈硬化症と言います。この病気の典型的な兆候として足のしびれが挙げられます。

 

脳梗塞

動脈硬化症によって引き起こされるより大きな病気としては、脳梗塞が挙げられます。

脳梗塞は読んで字のごとく、脳にて発生する疾患なのですが、脳は全身の神経を司る中枢神経であるため、発症をすると足や手などにもしびれや運動障害などの形で影響を及ぼします。

脳梗塞の際の足のしびれの特徴としては、脳の右半球にて発症をした場合左足に、逆に左半球で発症をした場合には右足に症状が現れるということが知られています。

 

足根管症候群

足のくるぶしの骨の中にある空洞を足根管というのですが、この空洞が狭くなることにより、神経が圧迫されて起こるのが足根管症候群です。

この病気は長期間にわたってきつめの靴を履き続けたり、スポーツやハイキング、登山などをしたりすることなどで足の裏を圧迫することにより起こるとされます。

 

栄養失調症

身体の機能維持に必要なさまざまな栄養素が欠乏することにより、足の血管や神経に十分な栄養が行き渡らず、その結果として足の感覚が麻痺してしまうということがあります。

栄養失調症のうち、特に足のしびれと最も直結しやすいのがミネラル不足です。

ミネラルは身体において細胞などの水分の浸透圧を調節する電解質の役割を担っているのですが、これが不足することによりその働きが十分で無くなり、浸透圧が低くなり筋肉が収縮し、結果としてしびれを引き起こします。

 

熱中症

毎年夏場に多く発生し、ニュースとして取り上げられることも多い熱中症でありますが、その徴候として足のしびれが生じるという場合があります。

熱中症は体内のミネラルが短時間に急速に消費されることによって引き起こされるため、それにより足のしびれが引き起こされる原理は、栄養失調症の場合と同じとなります。

ただし栄養失調症が比較的長期的なスパンで引き起こされるのと対照的に、熱中症の場合は非常に短時間で症状が引き起こされるというのが特徴となっております。

 

妊娠

妊娠によって胎盤が大きくなり、それが神経を圧迫することによって足のしびれが引き起こされることがあります。

またそれ以外にも胎児が母体の栄養素を吸収することで、栄養失調に近い状態が引き起こされ足のしびれが生じるということもあります。

さらに妊娠中はホルモンバランスの変化が起こりやすく、それによって外部の環境の変化に過度に神経が敏感になったり、ホルモンバランスの異常によってむくみが起こったりすることにより、神経が圧迫され足のしびれが引き起こされる場合があります。

 

糖尿病

足のしびれをもたらす病気のうちで、最も恐ろしいものの一つに糖尿病があります。

糖尿病は血中に糖が過度に多い状態を指すのですが、この糖は血管内にてソルビトールという物質を蓄積させ、それが血管を詰まらせます。

手や足など末梢神経の多い部分は特にこの蓄積が起こりやすく、そのため血管の詰まりによるしびれが生じやすいのです。

このしびれが慢性的に継続すると次第に血管に十分な酸素が行き渡らなくなり、次第にその部分が化膿し、最終的には壊死を起こしていきます。

そのため糖尿病の患者においては、足を切断しなければならなくなってしまう場合も少なくありません。

 

バージャー病

バージャー病は閉塞性血栓性血管炎とも呼ばれ、足や手などに走っている末梢動脈に何らかの原因で血栓が生じるという病気です。

この病気のわかりやすい兆候として足のしびれが挙げられることが多く、その後その部分に炎症が発生し、さらに病状が進展すると壊疽や潰瘍が生じます。

バージャー病の原因に関してはメカニズムはまだはっきりと解っていないものの、喫煙習慣やストレスが大きく影響しているのではないかと言われています。

また遺伝的因子による影響も大きいとされています。

 

ギラン・バレー症候群

ギラン・バレー症候群とは運動神経の作動が妨害されるという病気で、自己免疫性疾患の一つであると言われています。

自己免疫性疾患とは、本来自分の体を守っているはずの免疫が自らを攻撃するというものです。

このギラン・バレー症候群の代表的な初期症状として、足や手のしびれが挙げられます。

ギラン・バレー症候群の患者の多くは発症前に風邪やインフルエンザに罹患しており、そうした病原菌やウイルスの運動を妨害するために免疫細胞によって作られた抗体が、風邪やインフルエンザの治癒後に暴走をすることでこの疾患が発症します。

ギラン・バレー症候群は最初は身体の末端から発症し徐々に全身へと広がっていき、最終的には自力での呼吸すら困難となってしまいます。

 

更年期障害

人間は大体40歳を過ぎたころから女性ホルモンのエストロゲンの分泌が減少するようになるのですが、そのことによって引き起こされるさまざまな心身の不調を更年期障害と言います。

更年期障害は女性ホルモンの減少によって引き起こされることからも分かるように、女性に多い病気であるのですが、男性においても症状が見られる場合もあります。

女性ホルモンは全身の血流をスムーズにするという働きをしていますが、それが減少することによって血流が阻害され、結果として足や手などにしびれを引き起こすということが知られています。

 

自律神経失調症

更年期以外にも人間のホルモンバランスが崩れてしまうということは珍しいことではありません。

そうしたホルモンバランスの乱れによって引き起こされる心身の不調をまとめて自立神経失調症と言います。

自立神経失調症の場合にも、更年期障害の場合と同じメカニズムにて、足や手のしびれが引き起こされます。

 

パニック障害

パニック障害とは、ストレスの多い環境に晒されていたり、あるいはPTSDなど過去に強いストレスを感じる出来事に遭遇した場合などに発症する病気です。

パニック障害の症状としてはパニック発作や抑うつ状態の他、足などの全身のしびれがあります。

またパニック障害のしびれの特徴としては、大体数分から数十分程度で症状が収まり、それが長期間にわたって断続的に続いていくということが挙げられます。

 

むずむず脚症候群

むずむず脚症候群とは、原因やメカニズムはまだわかっていないものの、足がむずむず痒くなったりしびれを生じたりするという病気です。

前述のとおり、数世紀にも及ぶ研究によってもその原因は解明されていないのですが、病中病後の体力低下や精神的な不調、睡眠不足などが影響しているのではないかと言われています。

足のしびれの治し方7選

同じ姿勢でい続けようにする

座りっぱなしの状態や立ちっぱなしの状態が続くと足の血流が悪くなり、神経も圧迫されるためしびれが起こりやすくなります。

座り仕事、立ち仕事などの人は定期的に姿勢を変えたり、立ち上がったり、運動をしたりするようにしましょう。

 

ストレッチ・マッサージをする

足の血行を良くするという意味では、ストレッチやマッサージも非常に有効な方法です。

足のしびれを解消するためのストレッチにはさまざまなものがあるのですが、今回はその中でも特に簡単にできる坐骨神経マッサージについて紹介をしたいと思います。

坐骨神経マッサージ法

1.まず仰向けに寝転び、片方の脚の膝を立てた状態になります。

2.もう片方の脚のアキレス腱を立てた状態の膝の上にひっかけます。

3.その状態のまま腕を使って脚を胸に向かって引き付けるます。

4.この状態を30秒キープします。

5.この時大きく呼吸することで、全身に酸素が取り入れられ、より血流促進の効果が期待できます。

6.これを交互の脚ごとに繰り返し行うようにしましょう。

 

湿布を貼る

湿布には温湿布と冷湿布の2種類がありますが、この両方とも足のしびれに対しては有効性を持っています。

温湿布の場合は該当箇所を温めることにより血流を活発化させる効果があり、また冷湿布の場合には神経を鎮める効果を持ちます。

ただし湿布は長期間にわたって貼り続けることにより、体が本来持っている治癒能力を衰えさせてしまったり、効果を十分に感じられなくなってしまったりするなどの副作用も持つため、用法用量を守って使用しましょう。

湿布を使用するときの注意点

・連続して2週間以上使用しない

・患部に使用する際は、1日2回(枚)を限度にする

・入浴の30分以上前にはがす

・患部の皮膚を清潔にしてから貼る

・5~6日間使用しても症状がよくならない場合は使用を中止する

 

下半身の筋肉をつける

筋肉量が少ない人は運動をする際、筋肉が十分にクッションの役割を果たさないため、椎間板などにダイレクトに負荷をかけ、それが足のしびれに繋がってしまう場合があります。

そのため腹筋や背筋などの筋肉を鍛えるということは、足のしびれに対する根本的な対処法であるということができます。

ただし、激しいトレーニングをいきなり始めるとかえって身体に負担がかかり、症状を悪化させてしまう可能性もありますので、あくまでも様子を見ながら行うように注意をしてください。

 

整体院へ行く

足のしびれはこれまで見てきたように骨のズレや身体の歪みが原因となっていることが多いのですが、そのような場合には整体院に行ってみると良いでしょう。

整体院ではさまざまな施術をその場でしてもらうほか、健康に関するアドバイスを受けることもできます。

 

漢方薬を使う

もし、足のしびれが慢性化している場合、漢方を使い体質を改善することで治すことができる場合もあります。

漢方医学では体を正常な状態に戻すことで「しびれ」が改善されるという考え方が基本とされ、神経障害を和らげたり血液の循環を促進させて、しびれを和らげる漢方薬が多く存在します。

人それぞれ、体質によって使用するべき薬が異なることがあるので、薬剤師さんに相談して処方してもらうのがいいでしょう。

 

病院へ行く

これまで見てきたように、足のしびれの背景には危険な病気が潜んでいる可能性があります。

もし心配であるという場合には医療機関を受診して、原因と対処法を明らかにしてもらいましょう。

診療科に関しては、まずは内科に行ってみてください。

まとめ

その「足のしびれ」病気のサインかも!15の原因と7つの治し方

 

足のしびれの原因15選

・一時的な神経・血管への圧迫

・坐骨神経痛

・動脈硬化症

・脳梗塞

・足根管症候群

・栄養失調症

・熱中症

・妊娠

・糖尿病

・バージャー病

・ギラン・バレー症候群

・更年期障害

・自律神経失調症

・パニック障害

・むずむず脚症候群

足のしびれの治し方7選

・同じ姿勢でい続けようにする

・ストレッチ・マッサージをする

・湿布を貼る

・下半身の筋肉をつける

・整体院へ行く

・漢方薬を使う

・病院へ行く

 

いかがでしたか?

このように足のしびれには非常にさまざまな要因があり、ときに危険な病気が潜んでいる可能性があります。

また治し方に関しても、万が一心配な場合はできるだけ早く医療機関を受診してみてください。

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