映画には様々なジャンルがありますが、手に汗握る展開と恐怖を覚えるような名脚本が高く評価されている映画は、サスペンスという場合があります。
今回は、結末までハラハラドキドキしたい人におすすめ!完成度の高いサスペンス映画を7つ紹介します。
驚愕のラスト!完成度100%おすすめサスペンス映画7選
その1:ユージュアル・サスペクツ
まずは、ラストに大どんでん返しがあるサスペンス映画の『ユージュアル・サスペクツ』。
麻薬密輸船で爆発が起こり、多数の銃殺死体が見つかります。
その中で唯一生き残った詐欺師のヴァーバル・キントは、5人の男達が麻薬密輸船を襲撃するという計画を謎の弁護士に持ちかけられたと語ります。
そして、この事件の元凶は、伝説的なギャングのカイザーソゼだということは分かったのですが、カイザーソゼとは一体誰なのかというのが、本作の大きなテーマです。
サスペンス要素満載で、ラストの大どんでん返しなど、期待を裏切らない作品です。
また、ストーリーが評価されアカデミー脚本賞を受賞し、ヴァーバル・キント役のケヴィン・スペイシーは本作でアカデミー助演男優賞を受賞しました。
その2:メメント
『インセプション』や『ダークナイト』シリーズで有名なクリストファー・ノーラン監督の作品で、物語は終わりから始まって、時間を逆行していくという斬新なストーリー展開をします。
保険会社の調査員をしていた主人公のレナードは、自宅に押し入った何物かによって、妻が強姦、殺害されてしまいます。
犯人の1人を撃ち殺しますが、犯人の仲間によって受けたケガが原因で記憶が10分間しかもたなくなってしまいます。
レナードは、犯人探しを始めるのですが、10分しか記憶がもたないため、重要な人物は写真に撮ってメモを書いていきます。
そして、最も重要なことは自分のカラダに刺青として掘って記録していきます。
犯人の名前と思われる「ジョンG」という刺青をキーワードに追いかけるというストーリーがとてもハラハラさせてくれます。
誰を信じていいのか、事件の真相とは...
斬新なストーリー展開も見所です。
その3:ファイトクラブ
不眠症に悩む会社員の「僕」は、石鹸の行商をしているユーモアにあふれるタイラーという男に出会います。
ある日、タイラーは僕に「力いっぱい殴れ」と言い、二人は本気の殴り合いをするのです。
すると、僕は痛みから生きている実感を味わいます。
そして2人はバーの地下室で『ファイトクラブ』という男達が殴り合う秘密のクラブを作ることにします。
そんな矢先、タイラーはファイトクラブのメンバーをテロリスト集団にしてしまいます。
爆破テロをもくろむタイラーに対して、僕は一人でテロを止めるためにビル街へと向かいます。
タイラーの正体とは一体何なのかというのも気になりますが、ストーリー展開も引き込まれていく内容です。
なんといっても、クライマックスの種明かしは「あぁ、そういうことか」と声を漏らしてしまうはずです。
その4:バタフライエフェクト
「北京で蝶が羽ばたくと、ニューヨークで嵐が起こる」というカオス理論の1つであるバタフライ効果をテーマにした映画で、とにかく斬新なアイデアと脚本が秀逸な映画です。
主人公のエヴァンは、タイムスリップ能力を手に入れ、幼なじみのケイリ―の狂わせてしまった人生を取り戻すために過去にタイムスリップします。
過去を変えることで、全員が幸せになるように変えようと思っても、誰かが傷ついてしまったり、小さなことでも変えてしまうと、大きな影響を与えてしまいます。
正しいと思った選択でも、うまく修正できず、何が正解で何が間違っているのか...
『バタフライエフェクト』は、スリリングなラブストーリーとも言える映画です。
DVD版はラストが3種類あるというのもポイントです。
その5:ソウ
密室に足かせをつけられ閉じ込められた外科医のローレンス・ゴードンとゴシップを専門にするカメラマンのアダム・フォークナーは、ジグソウと名乗る猟奇殺人者のゲームに参加させられてしまいます。
密室の真ん中には、頭を拳銃で撃ち抜かれた死体が横たわっていました。
ゲームのルールは「6時までに相手を殺すか、自分が死ぬか」
2人は数少ない手がかりを元に脱出を試むのですが、様々な人を巻き込み物語は複雑な方向へと進んでいきます。
シリーズ7作まで作成された人気のスリラーサスペンス映画です。
この映画がヒットしてから、1場面や密室などで展開するサスペンス系の映画が増えた印象です。
その6:シークレット ウィンドウ
『パイレーツ・オブ・カリビアン』で海賊を演じたジョニー・デップ主演のサスペンス映画。
小説家のモート・レイニーは、妻との離婚問題を抱えていたり、作家業の方もスランプに陥ったりと散々な日々から逃れるため、湖にある別荘で自堕落な生活をしていました。
そんなある日、ジョン・シューターという男が「作品を盗作した」とレイニーを追い詰めていきます。
次第に精神が疲弊しているレイニーの周りで犯罪が発生していきます。ラストまで目が離せない作品です。
個性的な役が多いジョニー・デップですが、「こういう役も演じているのか!」とジョニー・デップの演技力の高さに感心させられる映画です。
その7:サイコ
ヒッチコック作品で、サイコスリラーの最高傑作とも言われているサイコ。
バスルームでシャワーを浴びている時に襲われるというシーンは映画にあまり詳しくない人でも知っている名シーンではないでしょうか。
会社のお金を横領したマリオンは、偶然泊まったモーテルで殺害されてしまいます。
モーテルの主のノーマンは、殺人狂の母親の犯行ではないかと事件を隠蔽しようとしまが、実際に母親は10年前に他界していて……
1960年の映画ですが、完成度が高く、サスペンス映画を観たいと思ったら絶対に目を通すべき定番の作品です。
まとめ
驚愕のラスト!完成度100%おすすめサスペンス映画7選
その1:ユージュアル・サスペクツ
その2:メメント
その3:ファイトクラブ
その4:バタフライエフェクト
その5:ソウ
その6:シークレット ウィンドウ
その7:サイコ
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