恋人ができたら、できるだけ長く恋人と一緒にいたいと思うものです。その時、一度は同棲生活を夢見るでしょう。
同棲生活は楽しいことも不安なこともありますが、その中でも一番気になるお金のことです。
結論から言うと、同棲資金は100万ほど準備すると良いでしょう。
今回は同棲生活を送る上での『お金』のことについて、私(筆者)の体験も交えながら、まとめてみました。
同棲に必要な生活費・費用!知らないと損するお金のこと
同棲の賃貸にかかる初期費用
まず、同棲生活を始めるには、住む場所を探さなくてはなりません。新しく物件を借りるために、どのくらい費用が必要なのでしょうか。
必要な費用
1、敷金
2、礼金
3、仲介手数料
4、前家賃
これだけの費用が部屋を借りる際にかかることになります。都内では、敷金2カ月分、礼金2カ月分、仲介手数料1カ月分、前家賃1カ月分で総額6ヵ月分の家賃がかあかることもあります。
また、車を持っている方は別途駐車場料金がかかりますね。田舎暮らしの場合、人口減少に伴い、空き家が多いため、マンションなどの値引き交渉ができます。また、駐車場代が家賃についています。
部屋を借りる際は、家賃を基準に費用が変わりますので、そこに気を付けてください。一人暮らしをされたことのある方でしたら、部屋を借りる手順は一緒なので大丈夫です。
賃貸費用の例
※わたしの実体験
敷金:1カ月分
礼金:1か月分
仲介手数料:なし
前家賃:2カ月分
計4ヶ月分
同棲の移動にかかる費用
一人暮らしなら、一つの場所から一つの場所に移動することになりますが、同棲は二つの場所から、一つの場所に移動することになります。
また、引っ越しは距離によって価格が変わります。
都内から都内の場合、物が多くても安く引っ越しを済ませることができますが、北海道から沖縄に移住します!など遠距離の引っ越しを行った場合、費用がどーーーん!と上がります。
互いの家が近い状態からの引越しの場合
引っ越し費用を安くするためのオススメの方法は、あらかじめ、一つの家に荷物を運んでおいて、一か所から新居へ引っ越しすることです。
同棲では、お互いの洋服や雑貨などの私物以外(家電とか)は、二人で共有することになります。そのため、あらかじめ、どちらかの家に必要な衣類や雑貨だけ運び終えていると、引っ越しが楽になります。
ただし、お互いの住んでいる所が同じ市内で、引っ越し先も同じ市内の場合、二つの業者に頼まなくても一度に二つの家を回ってくれる場合もあるので、引っ越し業者と相談してみてください。
引っ越しの見積もりは家に業者を呼んでください。ネットで見積もりして、引っ越し当日!なんて絶対にだめです!
業者さんと会って見積もりすると、価格を値下げできる可能性もありますし、サービスもつけてくれます。業者は家に呼んで見積もりしましょう。
自身で車を借りて引っ越しする方法もあります。これは近距離であればあるほどおすすめします。友達などの手を借りて引っ越しすれば人手に困ることも無い為、トラック代と友達へのお礼代くらいで、引っ越しができます。
移動の経費
※わたしの実体験
・移動:都内→四国
・引っ越し費用:11万円
・ゴミリサイクル代:1万円
私は、あらかじめ彼の家に荷物を運び一か所から引っ越ししました。
同棲の「家具」にかかる費用
引っ越ししたからと言ってすぐ同棲生活が始められるとは限りません。居心地の良い新居を作るには家具が必要です。二人で家具を選ぶ瞬間も、とても楽しみですよね~。
お付き合いされているどちらかが、一人暮らしの場合、家電などはそのまま使えば良い為、引っ越ししてから新しく買うものがあまりありません。しかし、どちらも実家暮らし、遠距離の引っ越しの場合買うものが増えてきます。
家具の準備にかかる例
※わたしの実体験
・カーテン:2000円~
・家電:30万円(エアコン、掃除機、洗濯機、ヒーター)
・家具、食器:5万円)
・布団:2万円計38万円ほど
ざっと40万前後は必要でしょう。
同棲で家具をそろえるコツ
遠距離の引っ越しでは、洗濯機など持って行った方が引っ越し代で高くなる場合があるので、新しく買い換えても良いです。
また、新居でのティッシュや洗濯の物干し竿などの消耗品でもお金が飛んで行くため、引っ越し後も、結構お金がかかります。
・カーテン
まず、新生活にはカーテンが必要なので、カーテンは何よりも早く買いに行きましょう!夜にカーテンが無いと部屋が丸見えになります。あらかじめ図っておいて買っておくのも良いと思います。
・家電
エアコンの無い物件でしたら、エアコンがまず必要になります。引っ越し先に永住する予定が無い場合、その後に引っ越しする物件にエアコンが無いこともあるので、あらかじめ高い値段のエアコンを買っておくと長く使えて良いと思います。
他にも、冷蔵庫、掃除機、洗濯機、電子レンジなどなど、あげればきりがありません。
一人暮らしの方は家の物をそのまま新居に持って行くのもいいですが、今はエコ家電と呼ばれているものが多くあり、買ってしまえば、月々の電気代は安くなるものもあるので、引っ越しを機に新しいものに変えるのも一つの手です。
・家具、食器
これらは持って行けるなら前の家から持って行きましょう。買っていて一番ばかばかしく感じます。
・布団
初めての同棲生活で、シングル布団で寝るわけにはいきません。ダブルの布団で寄り添って寝たいですよね。
光熱費・雑費
暮らしていく上で気になるのが、この光熱費・雑費ですよね。
しっかり節約した場合の、光熱費・雑費はこのようになります。
電気代:7000~10000円
水道代:8000円(2カ月)
食費・雑費:4万円
オール電化の場合は、ガス代はかかりません。電気代は、冬場暖房をたくさん使うと、どんどん上がっていきますね。
しかし、省エネ家電のエアコンを買ってからは、暖房を使っても10000円程度で済むようになります。
水道代は基本的にあまり変わりません。食費・雑費は、カップルによると思いますが、私は月に3ケースビールを買うので、これだけ上がっています。
学生カップルはもっと安く抑えられるでしょう。あとは、ご飯が自炊か外食かで、出費も光熱費も変わってくるので、生活スタイルで結構変わってきます。
税金
引っ越しして一番驚いたのが、この税金です。
転居と入居が同じ月の場合二重で税金をとられる場合があるので、気をつけてください。
入居先では1月1日に入居しても1月31日に入居しても、同じ額の税金を取られます。そのため、のちに日割り計算で来る転居前の税金と二重で請求されますので、転入の日が月の終りに近い場合、次の月に転入届を出しましょう。
もし県をこえるなら税金も変わってきます。高額所得者の多い都内より、高額所得者が少ない田舎の方が税金はあがる傾向にあります。
新しい土地で新しい仕事を始めるときは、給料が安くなると思います。その時、前年度の税金用に貯蓄があった方が良いでしょう。
まとめ
同棲に必要な生活費・費用!知らないと損するお金のこと
・同棲の賃貸にかかる費用
・同棲の移動にかかる費用
・同棲の「家具」にかかる費用
・同棲で家具をそろえるコツ
・光熱費・雑費税金
わくわくたのしい同棲生活ですが、お金はかかります。二人でどのように分担してお金を払うのか、しっかり決めてから同棲準備に入ることが仲の良い同棲生活ができる決め手になると思います。
繰り返しになりますが、同棲資金は100万ほど準備すると十分でしょう。
しっかり準備をしてお金を貯めて楽しい同棲生活を始めてください。
コメント コメントが多い記事もあります。読んでみるとモチベーションアップに繋がります。