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【厳選】オススメ「歴史物漫画」傑作まとめ

漫画・アニメ・映画

日本が世界に誇るカルチャー、漫画。漫画にはいろいろなジャンルがありますが、今回はその中からおすすめする「歴史物漫画」をご紹介します!

日本漫画史に残る名作!今迄歴史の闇に埋もれていた隠れた英雄に光を当てた傑作!歴史の試験の時、相当役に立った!いや、勉強になるとか関係なく、とにかく面白い!!

そんな歴史漫画を、出来るだけ広い年代からご紹介します。

 

【厳選】オススメ「歴史物漫画」傑作まとめ

【日本史編】

火の鳥(作:手塚治虫)

一番最初に挙げるのは、漫画の神様、手塚治虫先生のライフワークと呼ばれる作品をご紹介します!

○あらすじ

「火の鳥」には「○○編」とくくられた作品の全てに【その生き血を飲んだ者は永遠の命を得られる】という【火の鳥】という鳥が登場します。

「○○編」毎に違う主人公達は、火の鳥と関わりながら悩み、苦しみ、ある者は闘い、そして運命に翻弄されていく…。というストーリーです。

「火の鳥」には日本史で勉強する事件が描かれたり、明らかにこれは【あの人】だろう。という人物が登場します。

例えば…。

「黎明編」では邪馬台国の卑弥呼を思わせる人物(アマテラス)。

「鳳凰編」では橘諸兄、吉備真備、良弁。

「太陽編」では「壬申の乱」に関わる人物たち(大友皇子、大海人皇子など)

日本だけではなく、西洋の古代からはるか未来まで、地球のみならず果ては宇宙を舞台にした壮大なスケールを描いた傑作です。

この作品は、手塚治虫先生の死後も尚、時代を超えて愛されています。

花の慶次-雲のかなたに-(作画:原哲夫 原作:隆慶一郎「一夢庵風流記」)

連載終了後も未だ人気が衰えない名作!

パチンコ、パチスロ化もされて漫画を読んだ事がなくても街中で慶次の絵は見たことあるのでは?

○あらすじ

大老、前田利家の甥で、「天下一のかぶき者」と呼ばれた前田慶次の波乱万丈の生涯を描いた歴史漫画。

※「かぶき者」…自らの道理で生き、自由を貫き通す奔放な男の事。「歌舞伎」の語源。

慶次は普段より派手な身なりをし、異風を好む面もあったが、作法や教養を身につける風雅人でもあった。

前田利家の甥。という非常にマニアックな存在(だった)、前田慶次。この作品がなければ、これほど彼のファンが増える事もなかったでしょう。

原哲夫先生特有の描き方で、身長の縮尺がおかしい(で、デカッ)。「一騎当千といっても、強すぎじゃない?」という突っ込みはいいのです、漫画なのですから。

ただ、時代小説「一夢庵風流記」を原作にしているだけあって、話の大筋は史実に沿っています。

特に友、直江兼続 がいる上杉家のために参戦するくだりは涙なしでは読めないとの評判です。黄金期の「週間少年ジャンプ」を支えた名作です。

JIN-仁-(作:村上もとか)

綾瀬はるかさん、大沢たかおさんによるテレビドラマが高視聴率を記録したこの作品です!ドラマから存在を知り、漫画を読んだという方も多いのではないでしょうか?

○あらすじ

現代の医者「仁先生」が江戸時代にタイムスリップ!

医療道具も、設備もない中、自分の知識と人々の助けを借りて病に苦しむ人を救っていくのです。

トンデモSF漫画になりかねないところを、緻密な時代考証がこの作品を説得力と魅力溢れる歴史漫画にしています。

歴史漫画と言えば、戦闘シーンが魅力ですが、この漫画を読めば、名も無き人々は「ただ、生きる事が戦いであった。」その事が分かるかと思います。

バガボンド(作:井上雄彦 原作:吉川英治「宮本武蔵」)

○あらすじ

「宮本武蔵=巌流島の決戦」とただ思っていた、歴史の授業では教えてくれない「宮本武蔵」の姿を描く超大作!!

単行本35巻時点の累計発行部数が国内6000万部以上、国外2200万部以上!!

「巌流島の決戦」がまだまだ先の時点でこの数字ですよ!

※ちなみに「バガボンド」とは、英語で「放浪者」、「漂泊者」という意味の「vagabond」から付けられました。

これまで連載が終了した作品ばかりを挙げてきましたので、連載中の作品を挙げました。

もしかして終了してると思ってませんか?確かにこの作品は何度も連載を中断、再開を繰り返しましたが、「連載中」です!!特に最近の連載中断中は、「ガウディ展なんかいいから早く続きを書いてくれ!!!」というファンの声が次々とあがりました。

※連載中断の理由を井上雄彦描き下ろし作品などを展示する「特別展 ガウディ×井上雄彦 −シンクロする創造の源泉」の進行の遅れによるものとされた為。

 

【世界史編】

ここまで「日本史」の歴史漫画を挙げてきましたが、以下は「世界史」の歴史漫画を紹介します。

 

ベルサイユのバラ(作:池田理代子)

連載終了後も、新書版、文庫版、愛蔵版などが次々と出され、宝塚歌劇でロングラン公演されるなど、

歴史漫画&少女漫画の王道作品!それが「ベルバラ」です!!

○あらすじ

1770年、フランスの運命を変える女性がオーストリアから14歳の若さでフランスのブルボン家に嫁いできた。彼女の名前は、マリーアントワネット。

フランス革命により斬首されることになるこの女性を警護するのは、近衛士官・オスカル。オスカルは由緒ある将軍家の娘でありながら、剣を修め軍人として育てられた男装の麗人だった!

オスカルは幼い時から兄弟のようにして育ってきたアンドレと恋に落ちる頃、国王の圧制と王妃の浪費に苦しめられていたフランスに革命の炎が燃え上がろうとしていた…。

フランスが諸外国の中で親しまれる国であったり、美男美女のイメージが強いのも、この作品による影響が大きいと言われています。

 

三国志(作:横山光輝)

「三国志」を描いた歴史漫画は数多くあります。この「横山光輝さん版」ではなく「○○さん版」の三国志がいい。という方もいるでしょう。

ただ、ここはやはり「三国志」漫画で最も親しまれているこの作品を挙げました。

○あらすじ

吉川英治の小説「三国志」を基に、横山光輝独特の解釈を織り交ぜて描かれた漫画。

※吉川英治の「三国志」は諸葛亮の死で終わっているのに対し、本作は蜀が滅亡するまでが描かれている。

単行本は全部で60巻発行。中古本屋さんと漫画喫茶にはなぜか全館揃って置いてある。そして昔ながらの散髪屋さんにはなぜか「ゴルゴ13」と一緒に「まばら」で置いてある。そんな漫画です。

読む人によって「オシ」の武将が違うかと思いますが、あなたの「オシ」は誰でしょうか?孔明、劉備、関羽…皆かっこよく描かれていて一人に決められない…という方も沢山いるのではないでしょうか?

一番人気がないキャラクターとしてよく挙げられるのが「劉禅」ですが、これらの武将のイメージは横山先生の描き方も影響しているのかもしれません。

※「劉禅」…蜀漢二代目皇帝。酒と女性に溺れ、優柔不断な人物。魏に攻められるとすぐに降伏。登場するたびに肥満度が増して描かれました。

 

キングダム(作:原泰久)

前述した「三国志」はメジャーでした。でも、これまでマイナーだった「春秋・戦国時代」がこんなにアツいなんて!!という歴史漫画ファン多し!!それが、キングダムです!!

○あらすじ

時代は、紀元前。場所は今で言う中国。時代は後に「春秋・戦国」と呼ばれる時代。中国西方の国・秦という片田舎に「信(しん)」と「漂(ひょう)」と言う名の2人の戦災孤児がいた。

2人は、下僕の身分ながら、「武功により天下の大将軍になる」という夢を抱き、日々、剣の修行に明け暮れていた…。

世界史の授業では、「え〜この時代の中国は、秦に始皇帝という人物が出てきて〜戦国時代をまとめるわけです」の一言で済まされるわけです。

でも、この漫画を読んだ人はこう、思うわけです。「その始皇帝は実は…」と。

この漫画をまだ読んでなくて、もしかしたら、「面白いというのは噂で聞いてるけど、さすがにこの年でこれ以上連載中の漫画を読むのは…」とか、「連載が終わってからの漫画だったら一気読みできるのだけど…」と思っているのでしたら、この漫画は、追いかけるだけの価値があります!

「三国志」の様に読む前からある程度名前は聞いていて、どんなことをしたかはおぼろげながら知っている。そういう登場人物は少ないだけに、先入観はいれずに真っ白な気持ちで読んだほうがいいかもしれません。

【番外編】

さて、7つ挙げましたが、「歴史漫画」という点で忘れてはいけない「漫画シリーズ」を最後に「番外」でご紹介します。

 

学習まんが 歴史シリーズ(小学館)

「歴史上の偉人」を漫画で分かりやすく描いているシリーズです。

歴史研究が進むに連れて史実と違う点が出てきたり、歴史上の人物をことさらに「偉い人」として描いている点が今の「学習まんが」としてふさわしくない。

という意見もあるのですが、子供が歴史に興味を持つ、歴史を好きになる。という点においてこの漫画シリーズが果たした功績は大きい。

「学級文庫や小学校の図書館で読んだ」「漫画は買ってくれなかったけど、このシリーズは買ってくれた」という人も多いのではないでしょうか?

 

まとめ

【厳選】オススメ「歴史物漫画」傑作まとめ

 

【日本史編】

・火の鳥

・花の慶次-雲のかなたに-

・JIN-仁-

【世界史編】

・バガボンド

・ベルサイユのバラ

・三国志

・キングダム

【番外編】

・学習まんが 歴史シリーズ

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