誰にでも、「もう、1ミリも何もしたくない・・・」と思うことはあるものです。もちろん、短期間ならリフレッシュと思うこともできますが、一日中だったり、数日間この気持が続いてしまうと、ちょっと生活にも支障が出てきてしまいますよね。
女性の場合は、女性ホルモンの関係で、ストレスが溜まってやる気がなくなってしまったりすることもあります。
窒息しそうに苦しいかもしれませんし、ときには鬱の可能性もあるかもしれません。
疲れた・・・何もしたくなくて辛い・・・。でも、このままでいいのかな?
今回はそんなあなたに「何もしたくないとき」、心を晴らしてくれる、特別な7つのケアについてお伝えします。
1ミリも『何もしたくない』とき。あなたの心が晴れる7つの方法
何もしたくない時こそ、食事だけは気を使う
疲れてやる気の無い時こそ、食事だけは気にしてみましょう。人は食べ物から栄養を得て行動しています。そのため、何を食べるかはとても大切です。
心に元気が無いのは、身体が元気を失っているサインでもあります。自分の身体にいいことをするのは、心もハッピーにする秘訣なのです。
やる気が無いからといって、お菓子をつまむだけで食事を済ませたり、コンビニ弁当ばかり食べるのは危険です。
コンビニ弁当などに多く含まれる食品添加物と合成着色料は神経伝達系に影響を与え、やる気をそいでしまうとする説もあります。
朝食を抜いたときも、空腹のままの脳内は低血糖を起こし、ガソリン切れに陥ってしまいます。
何もやる気が無いときには、自炊をするのは億劫かもしれませんね。そんな時は、ちょっと贅沢をして、バランスのいいランチを出してくれるカフェなどに行くのもおすすめです。玄米や野菜、塩分控えめのメニューなど、「体にいいもの」を食べるだけでも、心から元気になるはずです。身体は正直でです。
まずは体からハッピーになり、そこから心もハッピーにしていきましょう。
五感を刺激する何かをしてみる
何もしたくないとき、五感を刺激することによって『心がリセット』できることがあります。
リラックスでき、滅入った気持ちをスッキリと解消することができることがあります。
何もしないでゴロゴロ過ごすのであれば、取り入れやすそうなアロマなどから挑戦するとよいです。
『視覚』であれば「キラキラ」としたアクセサリーを見たり、水族館などで幻想的な光景を目にするのもいいです。映画館へ行くのもおすすめです。
『嗅覚』であれば、お花屋さんへ行って花のいい香りをかいでもいいですし、洋菓子店で甘いスイーツの香りに包まれるのもいいでしょう。アロマディフューザーなどで、好きなアロマの香りを部屋に満たすのもおすすめです。
『聴覚』であれば、クラシックやジャズなどを聞いてもいいですし、好きなロックミュージックを聞くのもいいでしょう。オルゴールの音色を部屋に流しても癒やされます。
『味覚』は、自分の好きな味、スイーツなどの甘いものや、ちょっと酸っぱくて目が冷めそうなものを食べてもいいですね。何もしたくないけれど、やっぱり食は大切です。
最後に『触覚』です。触り心地のいいクッションを買ってきたり、触り心地のいいタオルを買って、バスタイムを過ごすなどしてみてもいいでしょう。
子供の頃の好きなモノを思い出してみる
ベッドで横たわりながらでもできるちょっとしたケア方法としては、子供の時のことを思い出すということです。子供の頃は本能的に行動することが多く、本来の自分の姿を見つけることができるのです。
社会人の場合、会社の仕事の振り回されてしまったり、同僚に気を遣ったりして、心のままに行動できないことが多いです。そのため、「自分って何が好きだったんだろう」と、わからなくなってしまうことも少なくありません。本来の自分はどんな自分だったか、そんなことを思い出すためにも、子供の頃の自分をちょっとだけ思い出してみましょう。
「昔はこんな遊びが好きだったな、いまはどうだろう?」なんて、今の自分と向き合うきっかけにもなります。何にもしたくない今だからこそ、じっくりと振り返ることができるのです。
幼い自分の声を聞いても聞かぬふりをしているという人は、それが癖になっている人も多いです。
幼い頃の自分の声は、あなたが何もしたくない時の道しるべとなるでしょう。
将来のことに思いを馳せる
家でゴロゴロ外出しない日は、将来のことに思いを馳せてみてもいいでしょう。そして、それを紙に書きだしてみるのです。
ここ最近、何もしたくないと思っている人には、このケアが効果的かもしれません。
このとき書き出す者は、どんなことでもいいんです。ここでは現実にできるかどうかなんてお構いなしに、自分の欲求をそのままさらけ出しましょう。
将来は海辺に住みたい、30歳になったら結婚したいなど、なんでもいいです。カフェのオーナーになりたいとか、今より5キロ痩せたいとか、なんでもいいので書き出してみましょう。
そんなことをしていると、今の自分が求めていることに気づくはずです。新しいアイデアが浮かぶことも。
やる気がなく、なんだか停滞していた自分の心に、新たな爽やかな風が吹き込んでくるかもしれません。
今の自分から「変わること」は、とても不安なことでしょうが、実は「変わらないこと」が不安の原因・やる気の出ない状態を引き起こしている可能性もあります。
誰でもイキイキと輝いていたいものです。だからこそ、将来のことを好き勝手に描いてみる。そして、その出てきたものをヒントに新たな人生の方向性を定めたら、もしかしたら自分がもっともっとエンジョイできる生き方が見つかるかもしれません。
「幸せなわたし」を見つける
何もしたくない時は、ベッドやソファに横たわりながら、「自分の幸せなところはここだな」と考えてみるようにしましょう。
ネガティブな感情になってくると、抜け出せない穴に沈んでいってしまう可能性があります。窒息してしまうかもしれません。
「疲れた」とか「この状況を直したい」と、自分の状況に悲観ばかりしていると、窒息して大変なことになってしまうかもしれません。
そんなことにならないために、自分の今の幸せな状況をそっと声に出してみるようにしましょう。
「家族・友人に愛されているわたし」
「この世に生まれてきた幸せなわたし」
「美味しいものを食べて幸せなわたし」
少しでも幸せを感じたできごとを思い出して、幸せな気持ちになって、心をすっと晴らしていきましょう。
孤独感を解消する
自分の「なにもしたくない」の気持ちの原因は、人間関係が怖くて、孤独を感じていることが原因かもしれません。
仕事で失敗をしてしまうと、だれでもちょっと落ち込んでしまうもの。付き合っていた恋人と分かれたりした時にも、「誰とも話したくない・・」なんて漠然と悩んでしまうことがあります。
人間関係がめんどうで、何もしたくない時に、ひとりでまずできることは、とにかく自分が自分の味方になることです。「今回はちょっと失敗したけど、ここは良かったと思うよ」「今度は絶対大丈夫だよ」なんて、自分で自分を励ましてあげましょう。
人間関係がめんどうで、何もしたくない時こそ、周りと話してみることもおすすめです。家族や友人に、日頃伝えてあげられなかった感謝の気持ちをメールしてみましょう。あなたの存在を大切に思っている人は必ずいるはずで、あなたの落ち込んだ原因を解消してくれるかもしれません。
考えなくてもできることをしてみる
「何もしたくない」そう思っても、生活を続ける限り、ゴミは出ますし、洗濯物も溜まります。どんどんやるべきことが溜まってしまうと、それがストレスになったり、何もしないと、後から一気にやらなければいけないことが増えて、余計に大変さが増してしまいます。
そんな状態を防ぐためにも、頭を使って考えなくてもいいことだけでも、行うようにしましょう。
例えば、「何のメニューにしようかな」と考えることは、頭を使うことです。自炊などは頭を使うことなので、それはしないのが得策。
考えなくてもできることは、洗濯やゴミ出しです。窓を拭いたり、単純な作業で終わることだけをする。それに注力するんです。
頭を使うことはやらなくていい、頭を使わないことはやる。そうすることで、自分の脳を休めながらも、生活は整い、気づいたらゴミ屋敷になっている…なんてことはなくなります。
ちょっとでも気分が晴れて元気になった時に、すぐに行動に移せるようにしておくのは大切です。その時のためにも、最低限、頭を使わずにできる単純作業で済むことについては、日々少しずつやっておくようにしましょう。
まとめ
1ミリも『何もしたくない』とき。あなたの心が晴れる7つの方法
・何もしたくない時こそ、食事だけは気は使う
・五感を刺激する何かをしてみる
・子供の頃の好きなモノを思い出してみる
・将来のことに思いを馳せる
・「幸せなわたし」を見つける
・孤独感を解消する。
・考えなくてもできることをしてみる
いかがでしたか?
心は晴れてきましたでしょうか?
何もしたくないことは何も悪いことではありません。何もしたくないときこそ、ゆっくり休みましょう。
ただ、何もしたくないとき、負の暗い感情の穴には落ちないようにしないといけません。
明るく晴れわたる空を見上げるイメージをして、何もしたくない時にこそできることをしましょう。
そして心がリセットできたら、前に向かって歩み出しましょう。
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