東京六本木にそびえ立つ、六本木ヒルズは日本において成功者たちの象徴とも言える建物です。非常に高級な家賃に、何をするにも便利な立地。
ITバブル時代にはライブドアの堀江貴文社長を始め、楽天の三木谷会長、村上ファンドの村上世彰氏ら多くの人たちが住んで、日本のセレブの発信地として一世を風靡しました。
その後も、与沢翼氏や久積篤史氏などがネオヒルズ族として六本木ヒルズを拠点に活動を行い、現在も六本木ヒルズは成功者の象徴として見られています。
今回は、成功して六本木ヒルズに住むことができた人たちの特徴をまとめました。
成功者の象徴「六本木ヒルズに住んでいる人」たちの10の特徴
明確な夢や目標を持っている
成功している人の共通する特徴として初めに挙げられるのが、明確な夢や目標を持っているということです。堀江貴文氏もライブドアを日本一の会社にするという目標を持って常に高みを目指して活動をしてきました。
他のヒルズ族の面々ももちろん大きな目標を抱いて活動を行っていたからこそ、成功するに至ったのでしょう。
まずは自分の思い描く成功とは一体なんのか、どうなりたいのか明確で具体的な目標を持つことが大切です。
読書をする
ヒルズ族に限らず、世の成功者たちはほぼ間違いなく読書に多くの時間を費やしています。
読書は数千円で先人たちのノウハウが手に入る非常に効率的で費用対効果の高い自己投資です。図書館へ行けば無料で手に入れることも可能です。
どうしてもヒルズ族に限らず、最近では各所で読書会などが開催され、さらに多くの本を効率良くかつ楽しみながら読んでいくイベントが行われています。
読書自体緊急性の低いものなので、後回しにしてしまいがちですが、きちんと自分自身のルールを決めるなど、成功者はしっかりと読書の時間を確保することができています。
朝早く起きて活動する
成功している人の朝はとても早いのが特徴です。人より早く起きることで、自分の時間を確保するのです。
築地で開かれている読書会や丸の内で行われている朝大学などのコミュニティに参加したり、朝からジムへ行ってランニングや水泳をしたり、メールチェックや1日のスケジュールを確認して仕事の準備をしたりとそれぞれの使い方をしています。
夜は取引先や友人達との交流があるでしょうし、脳はリラックスモードに入っていくので集中力が維持しにくくなります。
そのため、成功している人たちは脳が活性化している午前中をより有効に使おうとするのです。
失敗してもそれを成功につなげるマインドを持つ
成功者は、成功する前には数多くの失敗を経験しています。しかし、何度失敗しても決してくじけずに、その失敗を乗り越えてきたからこそ成功を手にしています。
一度や二度失敗したくらいでクヨクヨしていては成功まで手は届きません。「失敗したから次頑張ればいいや」というような楽観的なものでもありません。
失敗を糧にして成功につなげようという貪欲さがあります。堀江貴文氏はインサイダー取引で投獄された後、むしろ投獄経験を売りにして出版したり、メディアに出演したりしています。
秒速1億円を稼ぐ男から倒産となった与沢翼氏も、自身の境遇をむしろネタとして売り込んでいます。成功者にはこのような強いマインドが共通して見られます。
可能性に挑戦し続ける
成功者は「ここまでで終わり」というように自分に限界を設けません。自分の夢や目標に対して常にチャレンジし続けます。
楽天の三木谷社長は、楽天というインターネット上の仮想空間にショッピングモールを作るという事業を拡大し、さらには銀行事業やカード事業、旅行事業、プロ野球球団運営など一見本業とは親和性がなさそうな事業についても可能性を見つけ出し挑戦し続けることでものにしてきました。
自分自身が思いついた可能性についてとことん取り組むという粘り強さも特徴としてあげられます。
お金を稼ぐことよりも人を幸せにしたいと考える
ヒルズ族には、成り上がって一瞬で消えてしまう人と、長く滞在する人とに分かれます。その違いは「成功する」ことに対してのモチベーションに差があります。
成り上がって一瞬で消えてしまうタイプは、自分がお金持ちになることや、名声を得たい、権力を得たい、有名になりたいなど利己的なことがモチベーションとしてあります。
ところが、長く滞在する人にはお金を稼ぐことそのものよりも人を幸せにしたい、こんなものがあったら便利だななど自分の個人的な望みよりも社会に対して貢献したいという思いが強い傾向があります。
与沢翼氏を初めとするネオヒルズ族と呼ばれるグループには前者の傾向が強く、三木谷浩史氏を初めとする初期のヒルズ族で残っている人たちは後者の特徴が表れています。
身だしなみはきちんとしている
成功者はやはり身だしなみに気を使っています。というのも、成功している人は、会う人物もひとかどの人たちが多く、彼らと会って話をするためには印象が重要であることを知っているからです。
逮捕前はTシャツにジーンズという出で立ちで物議をかもした堀江貴文氏は別にしても、三木谷浩史氏も与沢翼氏も、村上世彰氏も、みんなメディアに出る際にはきちっと正装をし、身なりを整えています。そして見るからに二着で数万円というような安物ではないことがわかります。
スーツや時計、ベルト、ハットなど身だしなみをチェックすると成功者かどうかがわかります。
コミュニケーション能力が高い
成功者の多くはコミュニケーション能力に長けています。テレビで報道される記者会見を見るとよくわかります。大手企業のサラリーマン社長の会見と、ヒルズに住んで成功している社長の会見、話に引き込まれるのはどちらでしょうか。
また、内容がわかりやすいのはどちらでしょうか。もちろん、サラリーマン社長もコミュニケーション能力が高い人はたくさんいますが、自分の力で成功して会社を起こした人たちはそれに輪をかけてコミュニケーション達者です。人を引き込み巻き込む話術に長け、具体的で面白くわかりやすい話を展開します。
その背景には自分に対しての自身があります。成功が自分自身にとっての自身につながっているのです。
パーティが好き
自分一人で成功することができた人などいません。多かれ少なかれ、家族や仲間や、ビジネスパートナー、そしてお客様の力があってこそ成功することができているのです。
成功者はそのことをよーく知っています。そのため、人とつながることを惜しみません。六本木ヒルズでは入居者同士のコミュニティがあり、パーティがよく行われています。
そして入居者同士で新たなビジネスを始めるということもままあるのです。成功者は成功者とつながることで、新たな可能性が生まれることを知っています。
自制心を持っている
成功者たちは自分自身の欲望を自制する術を知っています。そして羽目を外しすぎることがありません。
一方で女性、お酒、ギャンブルと羽目を外しすぎてしまった成功者たちは一転してその階段を転げ落ちてしまっています。
成功者が成功者として留まり続けるためには自制心がとても重要な役割を果たしているのです。
まとめ
成功者の象徴「六本木ヒルズに住んでいる人」たちの10の特徴
・明確な夢や目標を持っている
・読書をする
・朝早く起きて活動する
・失敗してもそれを成功につなげるマインドを持つ
・可能性に挑戦し続ける
・お金を稼ぐことよりも人を幸せにしたいと考える
・身だしなみはきちんとしている
・コミュニケーション能力が高い
・パーティが好き
・自制心を持っている
いかがでしょうか?六本木ヒルズに住んでいる成功者たちの特徴をご紹介しました。成功するための近道は成功している人たちの真似をすることです。
急に全てを真似しようとしても難しいかもしれません。成功したいと考えているのであれば、朝早起きして活動する、夢や目標を持つなど出来るところから始めてみるのはいかがでしょうか。
コメント コメントが多い記事もあります。読んでみるとモチベーションアップに繋がります。