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素敵な女の子の育て方!「女の子の子育て」で大切にしたい15のこと

生活の知恵

女の子を育てる上で「素敵な女の子」になってほしい、そう思うのは当然です。特にお母さんとは同性ということもあり、つい気合いが入ってしまうこともありますよね。

しかしその気合いが仇となって悪い方向へ進んでいってしまうことがあります。反抗期がひどくなったり、全然やる気を出してくれなかったり・・・それでは本末転倒です。

では、素敵な女性に育ててあげるためには具体的にどのような点に注意して育てていけば良いのでしょうか?

そこでこの記事では、「女の子の子育て」で大切にしていきたい接し方や育て方のポイントをお伝えします。どれも簡単なことなのでぜひ今日から実践していきましょう。

 

素敵な女の子の育て方!「女の子の子育て」で大切にしたい15のこと

女の子は男の子とどう違う?

女の子を理解しよう

女の子は男の子に比べて子育てが楽だと言われることがあります。確かに男の子はやんちゃでわんぱくで落ち着きがないけど、女の子は落ち着いていてしっかりしているイメージがありますね。

また、「女の子は風邪をひきにくい」「女の子は発達が早い」などの噂の真意も確かめながら、女の子の育て方のポイントをより深く理解するために違いを知っておきましょう。

 

女の子は風邪をひきにくい?

女の子は風邪をひきにくかったり、体が強いと言われています。

確かに、女性の方が環境の変化への適応能力が長けている言われ、それは日本人の平均寿命が男性より女性のほうが7歳ほど高いことが統計的にも表れています。

また、女の子は男の子に比べて肺が成熟するのが早く、小さいうちの「体の強さ」に繋がっていたり、染色体の組み合わせが「XX」のため片方に異常があったても、もう片方から補完できることも男の子に比べて健康的になれる要因と考えられます。

以上の点で女の子は風邪をひきにくいと昔から言われていましたが、現在では医療や情報も発達してきて、さほど差はなくなってきているとされます。

情報が少なかったころはこの噂を信じて「男の子は風邪をひきやすいからあまり外に出せない」、「女の子は体が強いからどんどん外に出そう」となっていましたが、今はあまり気にせず男女共に外で遊ばせた方がいいでしょう。

赤ちゃんのうちは確かに菌を避けることも大切ですが、適度に人や物に触ったほうが免疫ができて体が強くなるのです。

そう考えると早いうちからたくさん外に出ていた女の子はたくさん免疫がついて体が強くなるのも頷けますね。性別云々よりも生活環境が大きく関わってきていると言えます。

 

女の子は発達が早い?

こちらも子育て中に実感することが多いようです。

言葉を話し始める時期は、性別の差よりも「どれだけ話しかけているか」に関係してくるので一概には言えませんが、精神的な発達については女の子の方が早いといえます。

まず、男の子は人よりも物に興味を持つことが多く、日常生活に関わることよりも車などの躍動的な乗り物を好きになりやすいため、精神的な発達は女の子よりも遅いです。

対して女の子はお母さんのしていることや、身の回りのこと、日常生活に関わること、人との関わりにも興味を持つことから、精神的にどんどん発達していきます。

ただ、こちらも生活環境が大きく関わってくるのは言うまでもありません。

男性ホルモンが多いのか、女性ホルモンが多いのかでいわゆる「男脳」なのか「女脳」なのかはある程度決まっていますが、あまり積極的に関わってあげられなかった女の子よりも、全力で接した男の子のほうが精神的な発達が早いのは明らかです。

また、ある調査でお母さんは「女の子の赤ちゃんの方がたくさん話しかけている」というデータもとられているので、性別によって決まっているというよりはやはり日々の環境が関係していると言えます。

 

興味を持つことが違う

先ほども少し出てきた「女脳」によって1歳を過ぎたころから興味を持つことに差が出てきます。

特に教えたわけでもないのに、女の子は自然とおままごとやぬいぐるみ遊びが好きになるので不思議ですよね。

興味を持つものとして、

・おままごと
・絵本を見る
・人形やぬいぐるみ遊び
・お絵かき
・いないいないばあ
・着せ替えやお化粧
・リボンやレースなどの可愛い物

など、基本的には誰かと一緒に遊ぶことや、ごっこ遊びが大好きで、絵本や歌での手遊びなど、言葉に関する遊びが多いのも特徴です。

男の子はおもちゃ以外にもいろいろな道具を使ってあそびますが、女の子はおもちゃ以外のもので遊ぶことは少なくなってきます。決まったルールに沿って遊ぶことが好きなのかもしれませんね。

 

そのほかの女の子の特徴

その他に女の子の特徴として挙げられるのが、

・察しが良い
・言うことを聞いてくれる
・危ない行動はあまりしない
・面倒見が良い
・口が達者
・ちょっとわがまま
・生意気、おませさん
・オシャレにこだわりだす

など、環境に左右されることもありますが、よく見られる傾向としてはこのようなものがあります。

お母さんと同姓ではありますが、大人の女性ではないので完全に理解してあげることは難しいので、改めてこれらの特徴を理解して育てていくことが女の子を育てるポイントと言えます。

 

女の子を育てるときのポイント

どんな大人に育ってもらいたい?

幼少期の育て方は子どもの将来に影響してきます。一年後、二年後の話ではなく、もっと根本的な性格や人格、道徳的な感覚は幼少期の環境が基礎になるので、今のうちに未来を描いてみましょう。

今でこそ「キャリアウーマン」などと呼ばれるような、バリバリ働いて自立して生活している女性も多く見受けられます。もちろんそれも悪くないですし、社会において必要なことでしょう。

しかし、それを幼少期のうちに見越して、習い事や勉強に明け暮れさせるのは少し早計です。子どものうちにはもっと根本的な部分を育てていく必要があります。

例として二つの将来像を出しましょう。

①これからは男女平等だから、高学歴高キャリアを目指させ、社会に出て男性や外国人とも対等に渡り合え、高収入を目指せるように育てる。

容姿や作法も重要なので、習い事をたくさんさせて最終的には誰もが憧れるような魅力的な女性。

②男を立てて自分は一歩下がり、夫や子どもを大切にする価値観を持っている。

高学歴、高キャリアはないけど料理が上手で、裁縫も得意。それでも自分の中で芯は持っていて、プラス思考で優しく穏やかな毎日を送っている女性。

さて、本当に男性から見て大切にされる女性はどちらだと思いますか?幸せそうなのはどちらだと思いますか?

それぞれの価値観で、①も②も幸せに見えることもあるかもしれませんが、一般的には②の女性と答える男性が多いでしょう。

例え①が理想でも親がそれを押し付けるのは間違っています。もちろん、子どもの人生の選択肢を増やすために、ある程度は良いですが、それならば②の魅力も兼ね揃えた①であったほうが幸せになれるはずです。

子どものうちに大切になるのは②の基盤作りです。ここからはそんな「元気かつおしとやかで前向きで幸せな女性」に育てるためのポイントをご紹介します。

 

たくさんお話しましょう

女の子を育てるときは、特に言葉を使ったコミュニケーションを大切にしましょう。幼少期にどれだけコミュニケーションを楽しんだかが、集団生活での社交性に直結してきます。

ただ、子どものうちはおしゃべりが好きでも上手く話せないことが多いですよね。

そんな話を毎日聞いていると、ついつい途中で話を遮(さえぎ)ったり、「わかったわかった」と適当にあしらってしまいがちですが、それは子どもにとって「自分は大切にされてないのかな」と感じるキッカケになってしまいます。

そして、そんな気持ちを抱えたままではいつまでも上手く話せないどころか、内気な性格になってしまう可能性もあるのです。

どんなにめちゃくちゃな話でも最後まで興味を持って聞いてあげてください。そうすればだんだん話も上手になっていきますし、自信を持って話せるようになります。

また、基本的には「聞き」に徹するだけで良いのです。適度な返しや相槌は必要ですが、途中で遮るくらいなら目を見て笑顔で最後まで聞いてあげましょう。

「どうしたの?」と聞いてあげる

それから、嫌なことやショックなことがあったときに落ち込みやすいのも女の子の特徴です。そんなときに一言「どうしたの?」と声をかけ、話を聞くだけで子どももストレスを抱えることなく成長できます。

子どもとは言え嫌なことは話して発散できるものなのです。同性だからこそ話しやすいこともあるので、「そうだよね」などと相槌を打ちながら聞いてあげることがポイントです。

このようにお話することは単に言語機能を鍛えるだけでなく、たくさんの利点があります。毎日の会話を楽しんで、明るく元気な性格にしてあげましょう。

 

叱るときは優しく叱りましょう

子どもを叱るときの基本として、頭ごなしに怒るのではなく、どうしてそうなったのか理由を聞き、どうしてダメなのか理由を伝えて叱る必要があります。

これは男の子でも女の子でも共通することで、とにかく一方的に怒ってしまう叱り方は、子ども自体を否定していることになってしまうからです。

そして女の子はとても察しが良いので、自分がなぜ怒られているのかある程度は気づいてるため、優しく叱ってもしっかり理解することができます。

しかし、理由も聞かずに一方的に怒ってしまうと、「お母さんは何もわかっていない」と反発しやすくなってしまいます。理由を問い詰めるのは逆効果ですが、聞かなすぎるのも問題です。

たとえば、片付けができていなかったときに「ダメでしょ!」と叱るのは典型的なNG例です。そうではなく「〇〇ちゃんがやってくれたら嬉しいな」と優しく伝えるほうが効果的です。

言葉遣いにも気をつけて

それから優しく叱るのは「言葉遣いを正す」「人格を曲げない」という意味でも大切です。つい感情的に怒ってしまったときには、強い言葉や汚い言葉が飛び出してしまいがちですが、その言葉はそのまま子どもが使います。

同じく、叱るときに誰かと比較する、人格を否定するというのも子どもが真似します。真似をするというよりは、親がそうなら子どもにとってそれが普通になってしまうのです。

その影響が大きいのは集団生活の中です。学校や社会でも「すぐ人と人を比較する人」「すぐ人を批判する人」「感情的な強い言葉を言う人」はどこにでもいますが、まず好かれることはありません。

でも、親の強い叱り方がこういった人格を作り上げてしまうのです。

危険なことをしているときには急いで止める必要もあり、感情的になってしまうこともありますが、落ち着いてる状況で何かを失敗してしまったくらいのときには優しく伝えてあげましょう。

それが、誰かが失敗したときに優しく声をかけてあげられる心優しい女の子に育てるコツです。

 

褒めるも大切だけと「一緒に喜ぶ」を意識しましょう

子どもは褒められることで自信を持ち、何にでも挑戦して経験値を蓄え、精神的にも肉体的にも成長していくことができます。

小さなことでもたくさん褒めてあげることは非常に重要で、自分を認め前向きでプラスな思考を持つことができます。

もしなにかに失敗したとしても、頑張った過程があるならその頑張りを褒めれば「失敗しても良いんだ」という思考になり、どんどん挑戦して成功体験も失敗体験もたくさん経験できるのです。

しかし、ある程度の年齢になってくると女の子は「おませさん」になってくるので、褒められたいというよりは「認めてもらいたい」になってきます。大人になりたい感覚とも言えるでしょう。

このときに、ただ言葉で「認めてるよ」なんて伝えたところで喜ぶわけではありません。

「同じ目線」を意識して伝えてあげよう

ではどうすればいいかといえば、女の子を認めていることを上手く伝えるコツは、「同じ目線」です。

例えば、何かに成功したときに「すごい」「えらい」ではなく、「やったー!」と一緒に喜ぶという方法です。そういう意味では「ありがとう」も同じ目線で認めていると言えます。

女の子は認めてもらうことで自信を持ち、自分の個性を発見して魅力的に成長していくことができます。

それから、このような行動も真似してくれるので、人にたくさん「ありがとう」と言えたり、友達が何かを成し遂げられたときに一緒に「やったー!」と喜べる素敵な女の子になることができます。

実際は大人と子どもなのでまだまだすべてを同じ目線で見ることはできませんが、基本的に良い影響しかないので認められるところは認めていきましょう。

ただし、甘やかすのと認めることは違います。叱るときにはちゃんと叱ることで「大切にされてる」と感じるものなのでバランスが大切です。

 

夢や希望、理想を押し付けないようにしましょう

同性なので、特にお母さんがやってしまいがちなのが、夢や理想を押し付ける行為です。

自分が叶えられなかった夢や、本当はこうしたかったこうなりたかったという理想を子どもに押し付けてしまってはいませんか?自分の子どもとは言え、一個人であり一人の人間です。

「私は親に止められて思ったようになれなかった。だからあなたにはこの夢を叶えてほしい」と言うのもわかりますが、それでは結局、お母さんが娘の夢を邪魔してしまっていることになります。

親がやってあげるのは結果を与えることではなく、複数の道を作って子どもに選ばせることです。

確かに、小さいころから続けてなければ叶えられない職業や未来もありますが、それを強制するのではなく、あくまで選択肢の一つでなければなりません。

夢や理想を押し付けること、それは強い束縛でありプレッシャーとして子どもの心にストレスを与えます。

ほとんどの場合、そのときは子どもが「NO」と言えないだけで、成長していくにつれ自分のしていることと自分のやりたいことの違いに気付いて、ある時期で反抗してくるでしょう。

反抗できればまだ良いですが、上手く反抗できないとどんどん歪んだ性格、人生になってしまう危険性もあります。そもそも大人でもそうですが、自分で選んだ道でなければ挫折しやすく、上手くいく可能性も低いのです。

このように、ただ子どもの夢が限られてしまうだけでなく、心に大きな傷を負ってしまいます。子どもの人生なので、子どもの考えを尊重して接していくことが重要です。

 

過度の期待は禁物です

お母さんは同性であるがゆえに、娘に過度の期待をしてしまうことがあります。

例えば、「女の子ならこのくらいできて当たり前」「私はこのくらいできていた」などの発言や行為も子どもにプレッシャーとしてストレスになります。

特に、ある程度育ってきて勉強が生活の中心になってくると注意が必要です。成績やテストの結果を見て「この子は出来が良いのかもしれない。もっと頑張れば良い学校に行くことができるかもしれない」という期待が子どもにとっては一番重荷になります。

確かに、今の世の中は学力が物差しになっているので仕方がないのかもしれませんが、学歴がなければ幸せになれないのかというとそうではないのです。

小さいころからたくさんの期待を受けて育つと「できなければガッカリさせてしまう」という考えが当たり前になり、親がそれだけ期待しているということは、学校の先生や親戚、友達にまで期待されている可能性が高いです。

どうでしょう。もし今過度の期待を子どもに押し付けていたとしたら、これを知ったうえで子どもの背中を見てみてください。可愛い我が子の小さな背中は期待に潰されそうになっていませんか?

もし気付けたなら今すぐやめるべきです。楽にさせてあげてください。あまり良い話ではありませんが、この過度の期待と逃げ出せない雰囲気を作った結果、親を殺してしまうという事件も過去には起こっています。

人を殺めることは罪ですが、子どもにそこまでさせた親の育て方に問題があったのでしょう。すべての子どもが事件を起こすわけではありませんが、それだけ期待がプレッシャーとなり心に傷を作ってしまうのです。

もし今はまだ子どもが小さい場合には、これを心に留めておいてください。

ただし、適度な期待は良いスパイスとなって子どものやる気を上げることができるので、自分の子どもに合った期待量を見極めましょう。

 

女同士の時間を楽しみましょう

少し難しい話が続いてしまいましたが、同性だからと言って気を付けることばかりではありませんよ。女同士だからできることをしっかり楽しみましょう。

例えば、髪の毛をアレンジして楽しむ、買い物に行って可愛い小物を見る、お料理を一緒に楽しむ、裁縫で可愛い小物を作る、これらはお父さんではなかなか一緒できないことです。

男の子はお話しするよりも走り回ったりするほうが好きですが、女の子となら長い時間話すことも可能です。お母さんはコーヒー、子どもはジュース、二人でカフェタイムなんてのも良いですね。

親と子どもとは言え、最初から信頼関係があるわけではありません。血が繋がっていようが信頼関係は少しずつ築いていくものです。

小さなうちからこうしていろいろなことを一緒に経験していくことで信頼が深まっていき、反抗期もあまりひどくならないのです。

それから体に関することはお父さんではなく、お母さんにこそ聞きたいものですよね。

お母さんがいつも忙しそうにしていては、そう改まった話もできないので小さいうちから女同士二人きりの時間というものを設けてみてください。

 

子どものうちから母性を育てましょう

女の子は小さいうちから母性を育てることが肝心です。子どもに必要な母性とは、子どもを育てる母性ではなく「弱いものを守る、人を大切にする」という感情です。

母性本能とは言え、人間にもともと備わっている物ではありません。

例えば、お母さんがお産をし、子どもが生まれた瞬間に母性が全開になるかと言えばそうではなく、

子どもが泣く→泣いたからあやす→泣き止む→子どもが笑う→お母さんも笑う→「可愛い!私が育てなきゃ!守っていかなきゃ!」

という流れで徐々に母性が目覚めていきます。

しかし、アメリカの調査で「低体重で生まれた子どもは虐待を受けやすい」というデータが取られています。これは低体重で生まれてすぐに保育器に入れられ、お母さんと赤ちゃんが触れ合えず母性が育たなかったのが原因と言われています。

極端な例ですが、子どものことから母性がしっかりと育っていれば、まず人を傷つけたり大切にできなかったりすることはありません。低体重で生まれたとしても、それは同じです。

なので、万が一を避けるためにも、小さいころから母性を育んでおくことは重要ですし、集団生活でも人を大切にできる人は周りにも大切にしてもらえます。

人形やぬいぐるみを与える

具体的に母性を育てるためには、まず人形やぬいぐるみをひとつ与えて大切にしてもらうことです。

「お風呂に入るときも寝るときもずっとこのぬいぐるみと一緒」というのは、単におもちゃとして気に入っているよりは母性がそうさせていることが多いです。

まるで我が子のようにぬいぐるみを扱い、より長い時間大切にすることで、ひとつの物を大切にする感覚と母性を同時に育てることができます。

本を読ませる

それから本をたくさん読むようにすると良いでしょう。

本を通してたくさんの物語、たくさんの冒険を体験することで感情が豊かに育ち、母性があると主人公や登場人物に感情移入して涙を流すこともあるんですよ。優しい心、豊かな感情は母性の基礎となるのでぜひ本を読む習慣をつけましょう。

動物を飼う

また、家庭環境によりますが、動物を飼うことも母性を育てる手助けをしてくれます。

特に、動物の赤ちゃんから育てることで疑似子育てのような感覚になり、実際に生きているのでぬいぐるみや人形よりも「生き物を大切にする心」が育ちます。

母性を育てる方法はたくさんあると言われていますが、ここに挙げた三つだけでも十分に育てることができます。女の子に母性があって困ることはないので、ぜひ小さいうちから母性を育んでいってください。

 

お母さんの真似から素敵な女性を目指しましょう

女の子の一番の特徴としてお母さんの真似をしたがるということがあります。

お母さんの見ていないところで化粧品を使ってみたり、お母さんの服を着てみたりと、ちょっと迷惑なことが多くてイライラしてしまいがちですが、お母さんが大好きな証ですからニコやかに接することが重要です。

さらに、真似するのはそういった表面上のことだけではありません。生活する上でのマナーや食事のマナーも真似をしながら学んでいきます。

例えば、靴の向きを揃えなかったり、食事の時に肘をついていたり立膝をしていたり、これらもお母さん(またはお父さん)の真似をしてそうなっています。

あるとき気付いてやめなさいと言っても、子どもは真似しているだけなので説得力もないし、そもそも悪いことだと理解できないでしょう。

それから挨拶もお母さんが近所の人に合うたびに笑顔で挨拶していれば、子どもも自然と笑顔で挨拶できるようになります。

お母さんが普段からプラス思考で笑顔であれば子どもも同じように育ちます。意識的に真似するだけでなく、内側から似ていくものなんですね。

そう考えると「子どもをしっかりした大人に育てなくては」と考えてアレコレするよりも、まずは自分がしっかりした大人の振る舞いをすれば子どもも自然としっかりした大人に育っていくということです。

マナーなどは後からでも教えることはできますが、根本的な考え方や社交性、プラスな思考はお母さんがお手本となって過ごすことが一番効率的だと言えます。

とは言えお母さんだって人間ですから、悲しいときや元気の出ないこともあるはずです。そんなときは旦那さんや自分のお母さんに話を聞いてもらい、子どもの前ではいつも太陽のように家族を明るく照らす存在でいるのが理想です。

もう少し具体的に言うのであれば、「宝塚式「ブスの25箇条」に学ぶ「美人」養成講座」という本がおすすめです。

この本に出てくるブスの25箇条とは、かつて宝塚の舞台裏に貼られていて、タカラジェンヌたちはそうならないように意識していたそうです。

ブスの25箇条

1笑顔がない
2お礼を言わない
3おいしいと言わない
4目が輝いていない
5精気がない
6いつも口がへの字の形をしている
7自信がない
8希望や信念がない
9自分がブスであることをしらない
10声が小さくイジケている
11自分が最も正しいと信じている
12グチをこぼす
13他人をうらむ
14責任転嫁がうまい
15いつも周囲が悪いと思っている
16他人を嫉妬する
17他人につくさない
18他人を信じない
19謙虚さがなくゴウマンである
20人のアドバイスや忠告を受け入れない
21なんでもないことにキズつく
22悲観的に物事を考える
23問題意識を持っていない
24存在自体が周囲を暗くする
25人生においても仕事においても意欲がない

引用:宝塚式「ブスの25箇条」に学ぶ「美人」養成講座

確かにこれは魅力的な女性とは言いにくいですね。大人だけに留まらず、この25箇条に当てはまる子どもも可愛いとは言い難いでしょう。

ほとんどはお母さんの真似で解決できることなので、ぜひ子どもにとって素敵女性の鏡であってください。

 

夫婦仲の仲の良さは最重要です

さて、ここまでさまざまな子育て方法をご紹介してきましたが、何と言っても女の子を育てるうえで最重要なのはお母さんとお父さんの夫婦仲の良さです。

この夫婦仲が子どもの人格、結婚観、人との接し方など、人生の基礎に大きく関わっているというのは誰でも想像がつくと思います。

自分のお母さんお父さんが毎日仲良さそうに笑って会話していたら、それだけで幸福に満ちた幼少期を過ごすことができ「自分はなんて幸せな家庭に生まれたんだ」と思ってもらうことができます。贅沢な暮らしができなくても、笑顔が溢れている方が子どもにとっては幸せなのです。

逆にお母さんがお父さんの文句を言っていたり、いつも言い合っているならば最悪です。そんな環境で子どもが元気に健やかに育つわけがありません。お母さんがお父さんの文句を言っていると、子どももお父さんの文句を言い、お父さんをバカにします。

そのまま育ってしまうと、今度は集団生活の中で男の人をバカにする性格が固定されてしまい、まず人から愛されることのない性格になってしまうのです。もちろんお父さんがお母さんをバカにするのもタブーですよ。

単純な二択で考えれば誰でもわかることです。「夫婦仲が良い方が子どもは幸せか?」「夫婦仲が悪い方が子どもは幸せか?」

100%前者ですよね。幸せという言葉で片付けられてますが、人格や価値観にまで影響してくるので夫婦の仲が良いことは最も大切です。

子どもの前ではお父さんを立てる

また、夫婦間でどっちが上か下なんて上下関係をハッキリさせる必要はありませんが、子どもが見ている状況なら話は別です。

現代では共働きもあるため一概には言えませんが、まだまだ夫の給料が大きな収入源であることは間違いないはずです。

であれば子どもには「お父さんが頑張っているから食べていけるんだ」「お父さんは家族のために頑張ってくれているんだ」という認識をさせることが重要になります。

そうしてお父さんが偉大という認識ができれば、人を大切にし、集団生活の中でも人から好かれる性格になることができます。それからお父さんの言うことをしっかり聞くようになるので、反抗期のときのお母さんの負担も減りますよ。

母親はいつもお世話をしているので子どもにとって大切な存在だと思わせるのは容易ですが、お父さんは正直子どもからしてみれば「日中居ない」だけなので、お父さんも頑張っているんだよと思わせる手助けはお母さんの頑張りどころでもあります。

これの一番簡単な方法は「お見送りとお出迎え」です。玄関に行って、行ってらっしゃいとおかえりなさいを笑顔で言うだけですが、子どもから見るととても仲良く、お互いがお互いを大切にしているように映ります。

さらにこの仕組みを子どもと一緒に習慣化するだけで、集団生活や社会に出てから上下関係を上手く対処できるようになり、先輩後輩、上司部下などの上下関係は一生付きまとうので、小さなうちから身に着けておくと、活かせるスキルと言えます。

まとめ

素敵な女の子の育て方!「女の子の子育て」で大切にしたい15のこと

 

女の子は男の子とどう違う?

・女の子を理解しよう

・女の子は風邪をひきにくい?

・女の子は発達が早い?

・興味を持つことが違う

・そのほかの女の子の特徴

女の子を育てるときのポイント

・どんな大人に育ってもらいたい?

・たくさんお話しましょう

・叱るときは優しく叱りましょう

・褒めるも大切だけと「一緒に喜ぶ」を意識しましょう

・夢や希望、理想を押し付けないようにしましょう

・過度の期待は禁物です

・女同士の時間を楽しみましょう

・子どものうちから母性を育てましょう

・お母さんの真似から素敵な女性を目指しましょう

・夫婦仲の仲の良さは最重要です

 

女の子は察しが良いので、そういう点では男の子より育てるのが楽かもしれません。上手に関係を築いていけていればお手伝いもたくさんしてくれます。

でも察しが良いからこそ、気を付けなければならない点もたくさんあります。

娘とお母さんの接し方のみではなく、お母さんと誰かの接し方も良く見て成長していくので、気を抜けないという意味で女の子の方が大変とも考えられます。

でも難しく考える必要はなく「太陽のように明るくみんなを照らすお母さん」でいることが子どもを素敵な女性に育てる一番のポイントではないでしょうか。

ぜひ愛を持って優しくみんなから愛される女の子に育ててあげてくださいね。

コメント コメントが多い記事もあります。読んでみるとモチベーションアップに繋がります。

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