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感情的な自分を『客観視』してデキる思考法を身に着ける7つのトレーニング

就職活動、仕事

多くのビジネスパーソンが『客観視』の重要性を理解しています。自分と他人が相対している時、それをまるで第三者の様に冷静な自分が絶えず観察できたら。

そんな理想的客観視を手に入れる為、修練されている人も多いでしょう。本日は、自分を客観視する7つのトレーニング方法をご紹介致します。
 

感情的な自分を『客観視』してデキる思考法を身に着ける7つのトレーニング

1.時間間隔は無視してまずやってみる

客観視を得よう・強化しよう。と考えている方の中には、客観視ということを狭く解釈してしまっている人も多いようです。まず、この解釈を広げてみることです。

客観視の理想である第三者的な冷静さを持った自分が、自分が望んだ時にスイッチを押せばいつでも登場してきて観察している。

そんなイメージを一旦横に置いて“自分を振返る行為”そのものを癖にしてしまう事が客観視を強化する第一歩になるのです。

つまり、事の最中に瞬時に、客観視の自分を登場させる事を意識するのではなく、まず振返りでもいいので客観視する自分を登場させ、丁寧に検証させてみることで客観視のトレーニング且つ実力をつけていこうという訳です。

ただし、あまり前の事を振返っても意味がありませんので、今日一日を振返り、どう対処したらよかったのか考える癖を強化して行くことが重要でしょう。

 

2.場面ではなく擬人化イメージ

客観視している自分という場面をイメージするのではなく、客観視している自分に役割を持たせ、擬人化させイメージするという方法も客観視のトレーニングとして有効的な方法です。

役割は、さしずめカメラマンかディレクターが良いのではないでしょうか。貴方にカメラマンが1日ついて密着取材しているというイメージにするのです。

そして、いま自分はどう映っているのかを意識してみましょう。カメラマンを(自分がどう映っているか)意識できるようになれば、次は、カメラマンに自分が今どう映っているかを語らせてみましょう。

例えば、貴方が怒っていたとしたら「○○さんは、いま怒っていますね~」とかです。感情を擬人化イメージさせることで客観視を行いやすくするのです。

 

3.声に出してマイナス感情を肯定してみる

人間、焦りや怒りなどのマイナス要因の強い感情に動かされているときは、自分は焦っていない。怒ってるんじゃない。などの感情否定しようとしてしまいがちです。

そうではなく、「自分は焦っている」と焦りの感情を否定せずに認めてみることをお勧めします。そうすることで、強いマイナス要因感情を否定して押さえ込もうとしてしまい、かえって増幅させてしまうという現象を改善し、より早く冷静になる事ができるのです。

ポイントは、心の中でハッキリと言葉にしてみることです。周囲に影響がなければ、思い切って声に出してみることもよいかもしれません。マイナス感情を肯定することは客観視を強化するうえで重要なキーポイントです。

 

4.自分を友人に置き換えてみる

カメラマンでなく、親しい友人に置き換えてみるという客観視強化方法もあります。自分の横に座っていると仮定して、変えていかないといけない点・変えなくてもよい点を中心にアドバイスをする。というイメージ手法です。

ここでは、良い解決策をアドバイスしようと考えないで、自分は友人として貴方を見ているけど、こう見える。というようなアプローチから行っていくことがよいでしょう。

少し抑圧感情を押さえたり、ノリを補うという意味で、軽くアルコールを摂取したりして行ってみてもいいと思います。飲みすぎやアルコール摂取の習慣化に気をつけて行います。

 

5.他人の中に自分を見る

周囲に、自分が送りたいと考えている人生を歩んでいる人や、仕事を推進している人はいないでしょうか?先人(先輩・上司)ではなく、同年代の方でです。いない場合は、本屋さんやインターネットなどを活用して探してみましょう。

「自分もこうなりたかったんだよ。」と思える人が発見できたら、今の自分とその方との差にフォーカスをあてて、「自分には何が足りないのか」を考えてみることも、“自分を見つめる”という客観視の一つの方法です。

 

6.システマチックなアプローチ

客観視の重要なキーポイントとして、イメージするということがありますが“経験したことのないもの”のイメージや場面イメージなどはなかなか難しいものです。その部分が問題・支障になってなかなか客観視がうまくいかない、強化できないと考えている方にはイメージではなく、システマチックなアプローチからの客観視をお勧めします。

それは、自分の行動や言動を、ICレコーダーやビデオカメラで録音・録画して、後で確認するという方法です。イメージに頼らずリアルな自分を確認できるので、イメージと客観視を切り離して考えることが可能になり、客観視への取り組みが強化されます。イメージは容易に出来るという方にとっても新鮮な手法ですので試してみてはいかがでしょうか。

 

7.主観、客観をバランスよく配合

客観視に囚われすぎて、バランスを欠いてしまわないように注意が必要です。客観的にならないで感情的にアプローチした方がよい場合も当然あります。バランスを意識しましょう。

常に冷静だと「バカにしているの?」「熱意が感じられない」との印象を与えかねません。みんなが感情的になればなるほど、自分が冷静になることが癖になると、それは強みでもありますが、逆に悪い癖にもなるのです。

 

まとめ

感情的な自分を『客観視』してデキる思考法を身に着ける7つのトレーニング

1.時間間隔は無視してまずやってみる

・  客観視の完成イメージに囚われない。後から振返るのも立派な客観視

2.シーンではなく擬人化させる

・  もしカメラマンが1日密着取材したら・・・というイメージで客観視の癖をつける

3.声に出して感情を肯定してみる

・  感情を肯定して冷静になる

4.自分を友人に置き換えてみる

・  抑圧感の抑制やノリをよくする為、若干アルコールを摂取してみる

5.他人の中に自分を見る

・  自分の送りたい人生を送っている同年代の人と自分を比較して客観視してみる

6.曖昧なイメージではなく、システマチックなアプローチで

・  ICレコーダーやビデオを活用し、イメージに頼らない客観視のアプローチ

7.主観客観をバランスよく配合

・  過度の客観視はかえってマイナス面にも

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