ずっと 楽しみにしていたデート。ところが当日になって、突然キャンセルの連絡・・・期待が高ければ高い程、ドタキャンされた時のがっかり度は大きく、ついついすねたり、キレたくなるかもしれません。
しかし、感情に任せて当り散らしては、相手も引いてしまいます。そういうときの対応に人柄は出るものです。
相手を思いやった大人な対応をして、「次早く会いたいな」と思ってもらいたいですね。今回は、デートをドタキャンされたときの対応と心得をご紹介します。
デートをドタキャンされても怒らない!二人の絆を深める方法
その1:ドタキャンの理由に応じて気遣いの言葉をかける
具合が悪くて来れなくなったのなら「ゆっくり休んで早くよくなってね」、仕事が入ってしまったのなら「お疲れさま。あまり無理しすぎないでね。」等・・・。
ドタキャンにもその理由は様々でしょう。ドタキャンされると残念な気持ちがこみ上げてくるかとは思いますが、それはひとまず置いておいて、まずは相手を思いやる気遣いの言葉をかけてあげましょう。
具合が悪くなってしまったにしろ、急な仕事が入ってしまったにしろ、デートをドタキャンしなければいけないような事態ができたということは心も沈んでいるかもしれません。
こういう時の優しい一言は心にしみますよね。
その2: 責めない
ドタキャン癖のついている人は別として、普通の人はドタキャンするにあたって非常に心苦しい思いをするはずです。律儀で誠実な人程その傾向は強いので、必要以上に自責の念にかられます。
間違っても、「仕事と私、どっちが大事なの!?」なんて怒りに任せた理不尽な責め方はしてはいけません!
また、どうせキャンセルになるのなら、理由が仕事であれ体調であれ、しっかり集中して取り組んで、早期解決(回復)して欲しいものです。
ドタキャンへの罪悪感で心ここに在らずなんてことになったら、仕事も不調も長引くだけです。
出会って間もない相手なら、まずは寛大に許してあげましょう。ドタキャンが何度も続き、しかもその対応に誠実さが見られない場合、ドタキャン癖があるということなので、さっさと見切って次へ行くか、向き合って一緒に改善していくかの決断はあなた次第です。
既に付き合っている人にドタキャン癖がある場合は、ただ許し続けていては、単なる都合のいいヒトになってしまうので、ビシッと釘をさしましょう。
その3:残念な気持ちはしつこくしない!
折角楽しみにしていたデートですので、ドタキャンになれば残念な気持ちがひしひしと込み上げてくるのは当然です。行き先が予約をとるのが大変なレストランだったり、期間限定のイベントだったりすると尚更でしょう。
相手に恨み節をぶつけたい思いは山々でしょうが、「せっかく楽しみにしてたのに」「あのレストラン予約とるの大変だったのに」なんてネチネチと不満をぶつけるのは禁物です。
あなたは言ってスッキリするかもしれませんが、罪悪感をあおられた相手は苦しい思いをするだけで、あなたに対してもあまりいい印象を持たないでしょう。
その4:残念な気持ちは明るく伝える!
しつこく残念がるのはよくありませんが、とはいえ全く残念がらないのも、相手にとっては寂しいものです。「そっか、残念だな」と素直に気持ちを込めて伝えるのは必要ともいえます 。
ただ言うのは一度だけ!
何度も繰り返して言うと、いくら明るく言っていてもいやみに聞こえかねません。
「残念だけど、仕事に一所懸命なところも尊敬してるから、応援してるよ。」等、前向きで明るい言葉をかけてあげられると、相手の心も軽くなり、仕事なり体調管理なり目の前のことにしっかり集中できます。
そして、そのような気配りとサポートができるあなたに対して、自然と「ちゃんと埋め合わせしたいな」という気持ちになります。
責め立てられた罪悪感からくる埋め合わせより、感謝の気持ちからくる埋め合わせの方が、あなたも嬉しくありませんか?
その5:疑わない!
「仕事なんて嘘じゃないの?」「本当にそんなに具合悪いの?」・・・怒りのあまりそんな疑いが頭をよぎっても、決して言葉に出して疑ってはいけません。
ドタキャンでがっかりしているのは相手も同じ。ましてや、ドタキャンの理由となった仕事や病気の対応で余裕がないところへ、覚えのない疑いをかけられると面倒くさいだけです。
相手もムっ!としてしまい、信頼問題をかけた喧嘩に発展しかねません。
どんなに疑わしくてもその場はおさえてサポート役に徹しましょう。どうしても割りきれない場合は、次回会えたときに、素直に不安な気持ちを相談するような態度で伝えましょう。
目的は、「伝える」ことであって「責める」ことではないということを忘れずに!
その6:次の約束はちょっと時間をあけてから
ドタキャンしなければいけないような事態が発生したということは、まずはその急な事態の対応で、先のことを考える余裕がないかもしれません。
間髪入れず次の約束を急かすのは、相手にとってもストレスになりかねません。
相手からの提案がない限り、ドタキャンされた時点では、「落ち着いたら連絡してね」くらいにしておきましょう。ドタキャンの場合、ドタキャンをした側が次の約束についてイニシエティブをとるのがエチケットです。
ドタキャンの理由が余程のことでない限り、そして相手が誠実であれば、遅くても1週間以内にはフォローアップの連絡があるはずです。
ただ、ドタキャンの理由が病気だったりした場合には、2~3日以内に連絡がないようなら「具合はどう?」等、気遣いのメールを忘れずに。このときも、次の約束を急かすのではなく、あくまで相手を気遣うことに徹しましょう。
まとめ
デートをドタキャンされても怒らない!二人の絆を深める方法
その1:ドタキャンの理由に応じて気遣いの言葉をかける
その2:必要以上に責めない
その3:残念な気持ちはしつこくしない!
その4:残念な気持ちは明るく伝える!
その5:疑わない!
その6:次の約束はちょっと時間をあけてから
ドタキャンしないに越したことはありませんが、仕事や体調等はどうしようもないこともありますよね。楽しみにしていた気持ちが大きければ大きい程、がっかりも大きいですし、怒りをぶつけたい衝動にかられるかもしれません。
しかし、ドタキャンをせざるを得ない相手は、あなた以上にがっかりしていて、更に罪悪感で苦しんでいるかもしれないということを思い出して下さい。
ドタキャンのみならずデート時のハプニングこそ、二人の絆が深まるチャンスです 。思いやりをもった大人の対応ができるよう心に余裕をもってデートに望みましょう!
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