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怒りが爆発する前に今すぐ実践!イライラを抑える究極の秘策25選

ストレス

日ごろ、どうしてもイライラをしてしまいやすいという人は少なくないのではないでしょう。

職場での人間関係にイライラ。子育てのストレスにイライラ。接客態度が悪い店員に遭遇してイライラ。イライラする原因はいくらでもあるものです。

そしてイライラすることによって、仕事や家事などの生活全体に支障をきたす原因となるだけでなく、人間関係にも悪影響を及ぼす可能性があります。

では、日常生活の中でイライラしない、もしくはイライラを蓄積させないようにする方法には、一体どのようなものがあるのでしょうか。

結論から言うと、イライラを抑えることは難しいことではありません。誰でも手軽にイライラを解消する方法が存在するのです。

そこでこの記事では、怒りが爆発する前にすぐ実践したい、イライラを抑え解消する究極の秘策についてお伝えします。

お伝えする方法を活用して、ストレス社会に負けずイライラと上手に付き合ってきましょう。

 

怒りが爆発する前に今すぐ実践!イライラを抑える究極の秘策25選

 

イライラと付き合う

イライラするとつい「ああ、だめだ。またイライラしてる~!!」とその状態を否定しがちですが、そうではなくその原因をさぐり認めることで冷静になり、イライラが収まることがあります。

多くのイライラの原因は自分の期待と現実に差が生じたときです。その差が生じると「なんでそうなるかなあ!!」とイライラするわけです。

しかし、自分の価値観と相手の価値観はまったくちがうものです。育った環境もちがえば、もって生まれた性格も違うのですから、その価値観を変えるのは不可能といってもいいでしょう。

自分の子どもにしてもそうです。理想通りに子どもを育てるなんて、それこそお互いがイライラしてしまうでしょう。

そこで、「ああ、わたしこんなこと期待してたんだな」ということに気づいた後、さらに「そんな期待はしても無駄無駄!!だって違う人間だもん、しょうがない!」と自分にいまいちど言ってあげるのです。

そうすることで少し冷静になれるのではないでしょうか。

また、頭で考えるとにつまってしまいがちなので、紙に書き出してみるというのが一番のおすすめです。

そのとき、イライラしている自分を否定しないで、思い切って「ああ、イライラする!!」と紙に書いてしまいましょう。そしてその原因も思いつく限り書いてみましょう。

書くことによって、考えがふかまり、また書くという行為自体がエネルギーの発散にもなるので、スッキリします。

 

イライラからはなれる

人間には自律神経というものがあり、それがうまく働くことによって日中は活動でき、夜は寝ることができます。この自律神経には二種類あり、日中働くのが交感神経、夜間はたらくのが副交感神経です。

交感神経が活発に働くとと、血圧やアドレナリンが上昇し、肺は拡張して腸の蠕動運動は抑制されます。副交感神経はそれと真逆の働きになります。

交感神経が働いているときは起きているときや興奮しているとき、副交感神経が働いているときはリラックスしているときや寝ているとき、と覚えると分かりやすいでしょう。

では、イライラしたとき、どちらの自律神経が働くといえば、そう、「交感神経」です。イライラが解消されないと、興奮がさめやらず夜眠れなくなったり便秘になったりするのはそのせいです。

なので、イライラしたときはとにかく副交感神経に切り替える努力をすることがイライラ解消への近道となります。

そのもっとも簡単な方法は泣くことです。

泣くことによってストレスを発散し副交感神経にスイッチすることができます。また、ある研究によると映画などで感動したり共感することによって得られる涙は、強いストレス発散効果があるというデータもあります。

その他の方法としては荒治療になりますが、逆に思い切って交感神経を興奮させまくって疲れきるという方法です。

別の言い方をすると体を動かしてストレスを発散するとはこのことです。体の中にたまったエネルギーを消費するとそれを修復させるために副交感神経が働くからです。

ジョギングや好きなスポーツがあればいいですが、そんな時間も余裕もないという方におすすめなのがダンボールを蹴ったりパンチしたり破ったりするという方法です。

枕やベットをたたくという手もありますが、やわらかいためあまり手ごたえがありません。その点ダンボールは手ごたえがありますし、目に見えて形がくずれるので「やってやった!」という満足感も生まれます。

ただ、人にみられるとびっくりされるかもしれませんが(笑)

 

深呼吸をする

イライラを抑える最もお手軽な方法が「深呼吸」です。

人間はイライラなどストレスが蓄積している際は、呼吸が浅くなってしまう傾向があるのですが、そのような状況はさらに緊張状態を強め、イライラを増やす原因になります。

そこで深呼吸をすることで、身体をリラックスさせる働きを持つ副交感神経を活発にし、全身の緊張状態を解きほぐす作用があります。

ここからは、その深呼吸のやり方について、具体的に紹介をしていきましょう。

まず、お腹の中にある空気をできるだけすべて吐き出し、お腹が凹んだ状態を作ります。

次に、鼻から数秒間程度かけてゆっくりと大きく息を吸い込み、お腹を膨らませます。

お腹が空気で膨らんだならば、その状態で5秒間程度静止します。

お腹の中の空気を5〜10秒程度かけてゆっくりと吐き出します。

上記を1セットとして、これを数回程度繰り返していくようにしましょう。

そうすることで徐々に神経を鎮め、イライラを抑えていくことができます。

 

カラーセラピーを取り入れる

カラーセラピーとは、色の持つ力によって精神をコントロールし、生活の質を高めていく方法です。

人間の脳は特定の「色」に対してある特定のイメージを持つ傾向があり、人間の精神は日常的に身の回りの色によって影響を受け続けています。

こうした性質を逆手に取り、カラーセラピーでは身の回りにさまざまな色を配置することにより、精神を良い状態に保つよう働きかけていきます。

具体的に、イライラに対して効果のある色としては、身体を緊張状態にする原因である交感神経を鎮める作用を持った「青色」や、副交感神経を活発化し身体をリラックスさせる作用を持った「緑色」などが挙げられます。

その反対に、イライラを抑える際に逆効果になる色としては、交感神経を活発化し、身体を興奮状態にしたり警戒感を高めたりする作用を持った「赤色」です。

日ごろからイライラで悩んでいる場合には、青色や緑色のものを積極的に身に着け、身の回りに置くようにし、逆に赤色のものはできるだけ遠ざけるようにするといいでしょう。

 

アロマを利用する

人間の精神は「色」などの視覚から取り入れる情報だけではなく、「匂い」など嗅覚から取り入れる情報によっても大きく影響を受けます。

この「匂い」の力によって精神をコントロールし、生活の質を良くしていこうとするのがアロマセラピーです。

このアロマセラピーの中でも、特にイライラを抑える効果があると言われているものとしては下記になります。

・ラベンダー
・レモングラス
・ローズマリー
・ベルガモット
・グレープフルーツ
・クラリセージ
・タンジェリン
・イランイラン
・カモミール

また、アロマを使用する方法として最もオーソドックスなのが、お香やアロマポッドなどを用いて「焚く」という方法です。

それ以外の方法としては、お風呂のお湯にオイルを垂らして入浴するアロマバスというものもあります。

さらに、より短時間で効果を実感したい場合には、ハンカチなどにアロマオイルを染み込ませて持ち歩き、イライラしたときにそれを嗅ぐという方法もあります。

ただしいずれの方法を用いる場合にも、アロマオイルを使用する際には火や高温などに十分注意をするようにしてください。

 

身近に観葉植物を置く

観葉植物には室内の空気を清浄化するなどの効果が存在しますが、人間の精神に対しても良い影響を与えるということが知られています。

植物の多くは葉緑素によって緑色をしておりますが、この緑色には「カラーセラピーを取り入れる」でも説明したように人間の副交感神経を活発化させ、ストレスを除去しリラックスさせる作用があります。

またハーブ類などの特徴的な香りを持った植物は、その香りによってアロマセラピー効果をもたらすこともできます。

さらにその原理ははっきりとは分かっていないものの、植物にはそれ自体として人間のストレスを除去する効果があるとも言われています。

現にさまざまな実験により植物のある部屋にいる人はそうでない人に比べ、血圧や脳波、呼吸が安定しやすいという結果が得られています。

 

利き手ではない方の手を使う

意外なことかもしれませんが、近年の心理学における研究では「利き手ではない方の手を使う」ことにより、怒りなどの感情を自制しやすくなることが明らかになっています。

これはニューサウスウェールズ大学のトーマス・デンソン博士らの発表によるもので、2週間にわたり利き手ではない手を用いて食事やコンピュータ操作などの日常的な動作を行ったところ、脳において自制心を司る部位を活性化し、実際に感情をうまくコントロールすることができるようになったということです。

 

体を温める

体が冷えている状態は、身体末端までの栄養素や酸素の供給がうまく行っていないことを意味します。

そのため冷えはストレスに直結し、イライラの原因ともなります。

また、寒い環境において人間の体は交感神経が活発化しやすく、そのため自然と緊張感が高まるためイライラの原因となります。

常日頃から寒さ対策をして体を冷やさないようにしておくことは、イライラの抑制にも非常に有効なのです。

体を温める方法ですが、最も代表的なのが「入浴」です。

そして入浴の方法の中でも、近年特にイライラを抑え精神を安定させる効果があるとして注目を集めているのが、「闇風呂」という入浴法です。

これは浴室の電気を消して真っ暗にした状態で湯船に浸かるというもので、部屋を暗くしながらじっくりと体を温めることで、自律神経を整えると同時に筋肉の緊張をときほぐすことができます。

さらに、暗くした浴室の中でアロマキャンドルなどを灯すと、さらなるリラックス効果が期待できるようになります。

またもう一つ、入浴よりもお手軽に体を温める方法としては、シンプルに「お湯を飲む」ということも挙げられます。

お湯を飲むという健康法は、世界最古の医療技術とも呼ばれるインドのアーユルヴェーダでも紹介をされていて、血行や代謝機能を活発化させるほか、胃腸の調子を整えたり、気分転換にもなることが知られています。

お湯を飲む際には体に負担をかけ無いよう、できるだけゆっくりと飲むようにするのが重要です。

 

マッサージをする

マッサージの中にはイライラを抑えたり、精神を安定させたりする効果を持つ方法も存在します。

イライラを抑えるマッサージの中でも最もお手軽な方法が「爪もみ」です。

爪の生えている部分は人体の中でも特に神経が密集していると言われ、この部分を揉みほぐすことで全身の神経をリラックスさせるほか、血行などを改善しストレスを緩和させることも可能となります。

爪もみの方法は文字通り単純に爪の部分を指で圧迫し揉みほぐすというものですが、一つ注意をしたい点が「薬指には行わない」ということです。

薬指を刺激すると交感神経を活発化させ、かえってストレスを掛けてしまいイライラが悪化してしまう可能性があるので注意をしてください。

また、爪もみ以外にもイライラを抑えるツボにはさまざまなものが存在します。ここからは、そうしたツボについて簡単に紹介します。

労宮

労宮は手の平の中心にあるツボで、少し強めに圧迫して刺激することでイライラを抑えるほか、緊張から来る動悸や胃腸の不調などを抑える効果もあります。

神門

神門は小指から真っ直ぐに下った手首の関節部分に存在するツボで、軽く圧迫しつつ手首を軽く動かすことで感情を安定化する効果を持ちます。

内関

内関は手首の関節部分から指2本分ほど下の部分にあるツボで、軽く圧迫することでイライラや不眠を改善する効果を持ちます。

照海

照海はくるぶしのすぐ下の部分にあるツボで、圧迫することでイライラ、特に女性の月経時のストレスを緩和させる効果があります。

太衝

太衝は脚の人差し指と足の甲の付け根の真ん中の部分にあるツボで、ストレスを始めとするさまざまな疲労を和らげる効果を持ちます。

百会

頭の天辺の部分にあるツボで、やや強く圧迫することでイライラや感情の昂ぶりを抑える効果があります。

 

運動をする

運動は肉体的な効果だけではなく、イライラなど精神的な問題を解決してくれる効果を持ちます。

イライラを抑えるという目的で運動をする場合のポイントは、やや負荷の高いきつめの運動をするようにするということです。

きつめの運動は取り組むにあたり、それ以外のことを考える余裕を無くし全神経を運動にのみ集中させるため、自然とイライラした気持ちを忘れることが可能となります。

また、エネルギーを多く消費すると、それを修復させるために副交感神経が働くため、リラックス効果も強くなります。

もし運動する時間も余裕もないという人におすすめなのが、ダンボールを蹴ったりパンチしたり破ったりするという方法です。

枕やベットをたたくという手もありますが、やわらかいためあまり手ごたえがありません。

その点ダンボールは手ごたえがあり、目に見えて形がくずれるので「やってやった!」という満足感も生まれます。

 

読書をする

読書もまたイライラを抑えるのに効果的な方法です。

さまざまな機関による研究の結果、読書を数分間行うことはそれだけでストレスを60%以上軽減させる効果があるということが分かりました。

また読書は精神を安定させる作用もあり、読書を習慣化することにより他人に対して理解力や共感力を高め、他人の言動でイライラなどのストレスを感じにくくなることも知られています。

 

十分に睡眠を取る

当たり前の話かもしれませんが、イライラを予防するためには十分な睡眠が非常に重要となります。

人は睡眠不足になると、脳の扁桃体と呼ばれる部分が活発になります。

この扁桃体は人間を含めた動物において防衛本能を司る部位であり、ストレスホルモンを分泌し身体を緊張した状態にする働きを持ちます。

つまり扁桃体が活発化すると防衛本能から、イライラなどの感情が生じやすくなるのです。

また、睡眠は脳の記憶を処理し、脳内の器官の働きをリセットするという役目を担っているのですが、睡眠不足によって処理が不十分なままになるとイライラが抑えきれなくなることもあります。

さらに、このイライラ状態が長い期間続くと、うつや自立神経失調症などの病気を発症してしまう場合もあります。

人間にとって適切な睡眠時間はおよそ6〜8時間程度が一般的ですが、常日頃からイライラをしやすい人は一度自分自身の睡眠時間などを見直してみましょう。

 

休憩を取る

肉体的にも精神的にも、疲労が蓄積されると人はイライラを起こしやすくなります。

特にコンピュータなどを用いたデスクワークが一般化した現代においては、長時間作業をし続けることにより「VDT症候群」という病気を発症してしまうリスクが高くなっていると言われています。

VDTとはVisual Display Terminalの略称であり、パソコンやスマホなど、(画面)ディスプレイを有したコンピュータの総称です。

VDT症候群には肉体的な症状および精神的な症状があり、肉体的には目の疲れ、肩こり、背中の痛み、手足のしびれなどの症状が、精神面の症状としてイライラ感が生じることが多いことが知られています。

VDT症候群を予防する方法としては、1時間の作業につき10〜15分程度の休憩を取ることです。また、もちろん前項でも述べたように睡眠をしっかりと取るということも非常に重要です。

 

音楽を聴く

音楽を聴くこともまた、イライラの解消には効果的な方法であると言えます。

音楽のジャンルを問わず、好きな音楽を聴くことにより嫌な気持ちを紛らわせ、心を落ち着けることが可能となるのです。

さらに必ずしも音楽(曲)である必要もなく、雨や風の音などの自然音をあらかじめ録音しておき、イライラが溜まった時に再生して聴いてみるという方法もオススメです。

 

趣味に没頭する

何かしらの趣味に没頭して取り組むことでイライラを抑えるという方法です。

趣味の中でも特にオススメなのが、プラモデルやガレージキットなどのフィギュアや陶芸、絵画、あるいは作曲など、何らかのものを「作る」のが良いでしょう。

作るという行為はある一つの目的に向かって精神を集中させる効果があり、イライラなどを忘れることが可能になります。

さらに完成した時の達成感を味わうことで、感情の負の連鎖を断ち切るということにも繋がります。

 

水分補給をする

水分補給をすることは、イライラを抑える方法の内でも特にお手軽な方法です。

ストレスの強い状況下において人体は、これに対処するため脳に血液を集めようとします。

これがいわゆる「頭に血が上った」と呼ばれる状態であり、全身の血流が脳の部分で滞っているためそれがストレスとなり、さらにイライラが悪化していきます。

この状態では頭の血管が血圧に耐え切れず破裂をしてしまうこともあり、怒りっぽい人に脳梗塞が多いとされるのにはこうした原因があるのです。

こうした場合、水を飲むことにより血圧を下げ、血液の循環を良くすることでイライラを軽減することが可能になります。

また、水分補給をする際にはただの水ではなく、炭酸水を飲むことで炭酸の刺激が副交感神経を刺激して、さらなるリフレッシュ効果を得ることができます。

もちろん「体を温める」でも取り上げたように、お湯を飲むということも神経をリラックスさせイライラを抑える効果を持ちます。

さらにハーブティーを飲むことは水分補給と同時にハーブによるアロマ効果を得ることにもなるため効果的です。

 

ビタミン・ミネラルを摂取する

ビタミンやミネラルは、脳において神経伝達物質を生成するときに欠かすことのできない栄養素です。

これらが不足した場合、自律神経の働きが乱れ結果としてイライラなどが生じやすくなるということが考えられます。

ビタミン類のうちでも最も有名な「ビタミンC」は、抗ストレスホルモンの一種である副腎皮質ホルモンの生成を促進するという作用を持っています。

また、ビタミンCはタンパク質と同時に摂取をすることにより、さらに吸収効率を上げることが可能となります。

他にもミネラル類の一つである「マグネシウム」は、それ自体として精神安定作用があり、同時に記憶力や集中力などを高める作用を持ちます。

さらにマグネシウムは体内における酵素の生成と血液循環を促進させる作用も持っており、栄養素や酸素をくまなく供給するのを助け、ストレスへの耐性を高める効果もあります。

 

その他のイライラに効く物を食べる

ビタミンやミネラル類の他にもイライラを抑えるのに効果的な栄養素や、それを効率的に摂取することができる食べ物にはさまざまなものがあります。

カレー

イライラを抑制する食べ物として最も有名なのがカレーです。

カレーはさまざまなスパイスを調合することによって作られますが、これらスパイス類には腸の蠕動(ぜんどう)運動を促進させる作用を持っています。

蠕動運動が活発になることで、腸はセロトニンというホルモンを分泌するようになります。

このセロトニンは別名「幸せホルモン」とも呼ばれ、脳に作用してイライラなどのストレスを緩和させる働きをします。

大豆

大豆製品もイライラを鎮めるのには効果的な食品として知られています。

大豆に含まれているイソフラボンには女性ホルモンと同じような作用があるのですが、女性ホルモンは精神を安定させる効果を持っているため、大豆製品を摂取することによって同様の効果が期待されるのです。

また大豆製品の摂取は、特に男性や月経時の女性において効果的であると言われています。

発酵食品

乳酸菌を多く含んだ発酵食品を摂取することでイライラを抑えるができます。

乳酸菌は腸内環境を改善する働きを持っていますが、腸内環境が改善され、蠕動運動が活発化することにより「幸せホルモン」ことセロトニンの分泌が促進されます。

さらに肉類に含まれるアラキドン酸は、脳内でアナンダマイドという物質に変化をするのですが、この物質はセロトニンと同じような働きをすることが知られています。

ただし、肉類は腸内で悪玉菌を増加させ、腸内環境を悪化させる原因ともなってしまうのでその点には注意が必要です。

 

甘いものを摂り過ぎない

イライラを抑えるのに効果的な食品は多いのですが、その反面、摂り過ぎるとイライラをより促進させてしまう可能性がある食品も存在します。

それが糖類の多く含まれる甘いものです。

甘いものを摂取すると血糖値を下げるためにインスリンの分泌が起こるのですが、甘いものを食べ過ぎるとインスリンが過剰分泌してしまう可能性があります。

そこでインスリンを中和するために、アドレナリンやノルアドレナリンなどのホルモンの分泌が促進されます。

しかしアドレナリンやノルアドレナリンには、交感神経を活発にし興奮作用を持つため、些細なことでもイライラをしやすくなるのです。

さらに糖類は脳の依存性が高い物質でもあり、禁断症状を生じさせさらにイライラを促進させてしまう場合も少なくありません。

万が一どうしても甘いものを摂取したいという場合にオススメなのがチョコレートやココアです。

チョコレートやココアには糖分が大量に含まれる反面、イライラを抑えるのに有効なマグネシウムを始めとするミネラル類や、リラックスや集中力の向上に効果を発揮するテオブロミンも多く含まれるため、適量を摂取することにより精神を安定させることが期待できます。

 

お酒やタバコを控える

お酒に含まれるアルコールやタバコに含まれるニコチンは、糖類よりもはるかに依存性の高い物質です。

そのため禁断症状などもその分激しく、イライラを生じさせ、場合によっては日常生活を送ることすら困難になる場合もあります。

もし今現在そうした依存症やそれに伴う禁断症状に関して何らかの自覚があるという場合には、今からでもお酒やタバコを控えるよう努めていきましょう。

ただし、禁酒や禁煙の初期段階においては禁断症状の悪化により、余計にイライラが酷くなる可能性があるので、その点には注意が必要です。

 

固定観念を捨てる

自分の中にある何らかの強迫化した固定観念により、イライラしてしまうことがあります。

例えば、幼少期にしつけや宗教の戒律などが厳しい家庭で育った人は「物事はこうでなければならない」という強い固定観念を持つようになります。

また自閉症スペクトラム(ASD)という一種の発達障害を持った人は、全体として何らかの「強いこだわり」を持つという傾向があります。

その他にもさまざまな要因により、強迫化した固定観念を持つようになったという人々も少なからず存在します。

現在ではこうしたケースに関し「強迫性障害」「強迫性パーソナリティ障害」と呼称するのが一般的です。

このような強迫観念を持った人は、自分自身の抱く固定観念と社会などの間にあるギャップにストレスを感じやすく、それがイライラとして蓄積されることも多いのです。

この強迫観念を改善するには医療機関などでの治療が必要となります。

ただし、軽度の場合であれば自分自身の心がけで緩和することが可能です。その場合オススメなのが、「自分自身の固定観念を紙に書いてみる」という方法です。

イライラなどのストレスを感じる出来事に遭遇したときに、「何故自分はイライラしているのか?」ということに関し、その理由を紙などに書き出してみます。

こうすることであなたの固定観念を客観的に認識して、見つめ直すきっかけを作ることに繋がります。

そして、固定観念を捨てたり和らげたりするために心がけたいのが「完璧を求めない」ということです。

「自分自身が完璧でなくても良い」ということを自覚して、不完全な自分を肯定することにより、社会や他人の不完全さも許してあげることが可能になるのです。

 

職場と家庭以外の居場所を持つ

前項でも述べた通り「観念の固定化」はイライラを生じさせやすくなります。それと同時に、「環境の固定化」もまたイライラを生じさせる原因となる場合があります。

通常、人は仕事(職場)や家庭などで何らかの「役割」を担っているものですが、それはその人が本心から「これがやりたい」「こうでありたい」と望んだ結果というよりも、社会生活上仕方なく担わされているものであることがほとんどです。

またこの役割は自分自身に課せられた「義務」であり、義務を果たすことは当然であるため、その役割に関しては周囲から感謝をされることもあまりありません。

このようなことから自分にとって必ずしも本意ではない役割をいくら忠実に果たしていっても、その結果として少なからずフラストレーションが生じ、それがイライラとして蓄積されていきます。

こうしたフラストレーションから来るイライラを抑えるためには、仕事(職場)や家庭といった「固定された環境」と別の居場所を持つ必要があります。

「別の居場所」とは趣味のサークルやイベント、ボランティアなど何でも良いのですが、本心から自分が好きだと思えるものである必要があります。

もしそうした居場所を見つけることすらできない場合には、自治体やNPOなどが主催する相談会や電話相談サービスなどに相談をしてみるというのも良いでしょう。

さらにどうしても今現在の生活環境に耐えられないという場合には、精神科などを受診してみるのも良いでしょう。

 

環境を変える

前項「職場と家庭以外の居場所を持つ」とも少し関連しますが、自分にとってイライラを生じさせる環境から離れて現状を変えるという方法です。

まず、誰にでも簡単にできる方法としては、イライラが生じたらその場から立ち去ってみてください。

休憩室やトイレ、屋外など一人きりで気分を落ち着けられる場所へ向かいましょう。

次に、やや大掛かりな方法としては、生活スタイルを変えてみるということです。

これは通勤通学の方法やルートを変えたり、余暇の過ごし方などを工夫したりするというものです。

さらに、より大掛かりな方法として、生活環境自体を大きく変えてしまうということも挙げられます。

これは引っ越しや転職などするなどし、今現在の生活自体を一変させるというものです。

 

自分を押し殺さない

一般的に日常生活でイライラしやすい人というのは、自分を押し殺して生活している人が多いと言われています。

自分を押し殺して生活していると、多かれ少なかれその分イライラも溜まってくるでしょう。

溜まりに溜まったイライラはやがて心身対して病気という形で跳ね返ってきたり、事件や事故などに発展をしてしまったりする場合があります。

このような事態を防ぐためにも、日常生活の中で自分自身を押し殺さないようにすることが必要です。

自分を押し殺さない方法として第一に、周囲の人々に対して顔色をうかがい過ぎず、自分の気持や意見などをしっかりと伝える必要があります。

また、喜怒哀楽などの感情を自分の中で押しとどめず、表に出してしまうというのも大事なことです。

どうしてもイライラが溜まってしまったという場合には、思い切ってキレてしまうのも悪くありません。

通常人間の怒りの感情はそれ程長く続くものではなく、一度キレてしまえばその後はかえって冷静に物事に対処することができるようになります。

ただし、キレた結果として事件や事故などにまで発展をしないよう、最低限自己をコントロール必要はあります。

さらに、どうしても感情を表にすることが難しい場合には、カラオケボックスなど周囲に誰もいない環境で感情を爆発させるというのも良いでしょう。

ちなみにカラオケボックスは、感情表出の練習をする場として利用をするのもおすすめです。

 

仕事を溜めすぎない・他の人に割り振る

イライラしやすいという人は、仕事に関しても自分一人で抱え込みやすい傾向があります。

もしそのような自覚があるなら、思い切って他の人に仕事を頼んで任せてみたり、同時に仕事を断ったりすることが重要となります。

他人に仕事を頼むときは、できるだけ相手の名前をしっかりと呼び、相手を褒めるようにしましょう。

仕事を断るときは、あなたのスケジュールを説明した上で、時間的にどうしても無理だということを伝えるようにしてみてください。

また、自営業など個人で仕事をしている人は、従業員を雇ったりアウトソーシングをして、自分の仕事を減らしていくという方法が考えられます。

 

医療機関を受診する

どうしてもイライラを抑えることができない場合には、精神科や心療内科などの医療機関を受診し、専門家である医師の指導のもとで適切な対処をする必要もあるでしょう。

気分障害(うつ病)

イライラ感が生じる病気として多いのが、うつ病や双極性障害(躁うつ病)などの気分障害です。

中でも躁うつ病の躁期においては、周囲の人々に対して苛立ちを感じるケースが多いことが知られています。

自立神経失調症

気分障害と同じくイライラ感を特徴とする代表的な病気が自立神経失調症です。

自立神経失調症は、イライラの他にも火照りや悪寒、動悸など、さまざまな精神的症状が見られる場合があります。

また自立神経失調症は気分障害と併発をしやすいということも知られています。

更年期障害

中高年期になって突然イライラが生じるようになった人に考えられるのが更年期障害です。

更年期障害は老化に伴うホルモンバランスの変化によって起こる病気で、以前は女性に特有と思われていましたが、現在では男性にも多く見られることが分かっています。

更年期障害に関しては、現在は市販薬を使って治療することが可能です。

更年期障害に対する市販薬として代表的なものは、「命の母」や「白井田七」があります。

月経前症候群

女性の場合は、月経の前後の時期にホルモンバランスの変化によってイライラが生じやすくなる場合があります。

月経時にはイライラ感の他にも頭痛や眠気、浮腫み、抑うつ感などが生じる場合もあり、これらをまとめて月経前症候群(PMS)と呼称します。

 

医薬品を利用する

市販の医薬品を使用することで、イライラを抑えることができます。

イライラを抑える薬として有名なのは、漢方などの生薬(しょうやく)です。漢方には非常に多く種類が存在していますが、下記の3つがイライラには有効であると言われています。

・柴胡(さいこ)
・釣藤鉤(ちょうとうこう)
・蒼朮(そうじゅつ)

また、漢方薬の有効成分を配合した市販薬として、「抑肝散(よくかくさん)」もイライラを抑える薬としておすすめです。

他には、漢方ではないものの古くからアメリカ原住民の間で精神安定薬として使用されてきたチャボトケイソウ(パッションフラワー)の成分を主原料とした市販薬として「ライラック」も効果が期待できるでしょう。

また生薬に加え、西洋薬やカフェインなどの成分を配合して作られた市販薬として「奥田脳神経薬」というものがあります。

これはイライラなどの精神的な症状に加え、同じくストレスを原因とする目眩や肩こり、頭痛などにも効果があります。

 

まとめ

怒りが爆発する前に今すぐ実践!イライラを抑える究極の秘策25選

 

・深呼吸をする

・カラーセラピーを取り入れる

・アロマを利用する

・身近に観葉植物を置く

・利き手ではない方の手を使う

・体を温める

・マッサージをする

・運動をする

・読書をする

・十分に睡眠を取る

・休憩を取る

・音楽を聴く

・趣味に没頭する

・水分補給をする

・ビタミン・ミネラルを摂取する

・その他イライラに効く物を食べる

・甘いものを摂り過ぎない

・お酒やタバコを控える

・固定観念を変える

・職場と家庭以外の居場所を持つ

・環境を変える

・自分を押し殺さない

・仕事を溜めすぎない・他の人に割り振る

・医療機関を受診する

・医薬品を利用する

できることから少しずつ実践し、自然な形でイライラを抑えることができるようになっていきましょう。

そして、あなたがイライラと上手に付き合って、前向きな毎日を過ごせることを応援しています。

コメント コメントが多い記事もあります。読んでみるとモチベーションアップに繋がります。

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