「怒られたくない」と思うのは自然な感情です。誰でも怒られるのは嫌なものです。しかし社会に出て仕事をしていると、上司やクライアントに怒られる場面を体験したことがあるのではないでしょうか。
そして怒られる原因はあなたのミスが多いでのではないでしょうか?
「怒られたくない」「怒られるのは嫌だ」と思うのであれば仕事のミスを減らすことが大切です。どうすれば仕事のミスが減らせるのでしょうか。今回は仕事のミスを減らすための方法をご紹介します。
ついうっかりをしない!凡ミスを徹底的に減らす方法
落とし穴にご用心
ミスは急いでいるときや忙しいときにこそ起こりやすいものです。こうしたときは重大なミスを犯している可能性があり、もっと言えばそのミスをリカバーする時間がなかったりもするのです。
例えば見積もりの数字は間違っていないだろうかとか、判子は押してあるか、必要書類は全て揃っているか、などもう一度確認をしましょう。
確認をする時間を惜しんでミスを犯してしまっては、結局その何倍もの時間と労力を使うことになってしまうでしょう。特に重要な事柄から優先的に確認をするようにしましょう。
メモ魔になる
人の記憶というものは非常に曖昧です。時間が経てば経つほどに薄れてきます。「確かこう言っていた」「大体このくらい」など大雑把なさじ加減では仕事ではミスの原因になります。
クライアントが言っていたことや上司からの指示、注文数量や納期、金額など大切なことはとにかくメモを取ることです。メモがあればその時の記憶をたぐる大きな助けとなります。
そしてメモは少なくとも三ヶ月程度は捨てずに取っておくと後々役に立つこともあるかもしれません。
大切なことは証拠を残す
ミスの原因となるのが、勘違いや記憶違いです。誤解が原因であなたのミスということになってしまう場合があります。そこで大切なやりとりは「念のために」とか「確認のために」ということで相手にメールで送ったり、書類を残して共有するようにしましょう。
上司から何か許可を得るときも同様です。決裁をもらった証拠として書類に判子をおしてもらいましょう。
こうした予防策をすることで後々「言った」「言わない」の争いになることを防ぐことが出来、かつ文字を見て確認ができるので、自分自身のミスを防ぐことにもなります。
同じミスは繰り返さない
仕事をしていく上で一番良くないミスは同じミスを繰り返すことです。最初にミスをしたときよりも2度目のほうがきつく怒られますし、3度目などはもう考えたくもありません。
同じミスを繰り返さないためには犯したミスについて反省と改善をする必要があります。なぜミスを犯したのかという原因を追求し、どうしたら良かったのかを考えましょう。
寝坊して打合せに遅刻したというミスを犯したのであれば、まず寝坊の原因を探ります。目覚まし時計が枕元にあったため、止めて二度寝してしまったことが原因とわかったら、目覚まし時計を遠くに置く、もしくは数を増やすという対策が出来るでしょう。
他の人の力を借りる
ミスを減らすためにはチェックが大切なことは重々承知です。それでもミスが起こってしまうのはなぜでしょうか。恐らく、自分自身に気付かない点や見落としがあったと考えられます。
自分1人で確認をすると何度見ても気がつかない部分が出てきます。そこで、他の人に確認をお願いしましょう。最終的な書類の文言などの校正などはダブルチェック、トリプルチェックをした上で提出しましょう。
上司にも責任の一旦を担ってもらうと言う意味でも上司にも確認をお願いできればベストです。
自分自身のスキルや能力を上げる
ミスの原因の1つに自分自身のスキル不足や能力不足が挙げられます。出来ることが増えることでミスを減らすことができます。
しかし、能力を上げることは今すぐに出来ることではありません。どうしても少しずつ上げるほかないのです。そこで、今すぐに出来ることは自分の能力の限界を知ることです。
どこまでなら対応可能なのか、自分の限界を知ることで、引き受ける仕事も変わります。無理をすることが減るので自然とミスも減っていきます。
エジソンの思考を見習う
ミスをしてしまうとどうしても萎縮して消極的になりがちです。しかし、消極的になってしまうことでミスを誘発してしまうことがあります。
そこで発明王エジソンの言葉を思い起こしましょう。エジソンは「私は失敗をしたことがない。多くの人が失敗と思っている方法は私にとっては、うまくいかない方法を見つけたという成功なのだ」と語っています。
ミスは誰にでもあることです。そのミスをいつまでも引きずっていてもいいことはありません。うまくいかない方法を見つけたと考え、次にトライする精神が必要なのです。
まとめ
ついうっかりをしない!凡ミスを徹底的に減らす方法
・落とし穴にご用心
・メモ魔になる
・大切なことは証拠を残す
・同じミスは繰り返さない
・他の人の力を借りる
・自分自身のスキルや能力を上げる
・エジソンの思考を見習う
ミスは風邪のようなもので、気をつけていたからといって完全になくすことは出来ません。そしてエジソンのように優秀な人でもミスはするのです。大切なのはミスから学ぶことです。ミスを次回に活かすことが出来るかどうかで今後怒られる回数が減るかどうかが決まります。
ミスを減らすための努力はしてしすぎることはありませんし、常にまとわりつく課題でもあるのです。
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