配偶者から離婚を切り出されたとき、離婚にしたくなかったら、どのような行動をとればよいのでしょうか。あなたの心掛け次第で、配偶者の心を取り戻せる可能性があります。
愛し合って結婚を決めて、長年暮らしてきた相手でも、年月を重ねるにつれて、感情の行き違いが思い違いを生んでしまっているかもしれません。相手の気持ちが冷めてしまっていても、自分が変わることでもう一度振り向いてもらえることもあります。
相手に離婚を思いとどまらせるための心掛けや対策をまとめてみました。離婚の話までは至っていなくても、思い当たることがあれば、すぐに改善してみましょう。
離婚したくないなら「愛を取り戻す」ためにすべき5つのアクション
身だしなみに気をつける
家の中では常にスウェット、髪はボサボサ、女性であればノーメークではありませんか。また、結婚当時から大幅に体型が変わってしまっている人もいるでしょう。
自分の家でくらい楽な恰好でいたいという気持ちはわかります。しかし、男であること、女であることを忘れた姿を見て、相手は異性として見続けることはできるでしょうか。
年齢を重ねていても、男である部分、女である部分を持つことが大切です。太ってしまっていたら、ダイエットをするなど、かつての体型にある程度近づけましょう。部屋着であっても、身だしなみには気を使うようにします。自分を磨いて、ほどよい緊張感を持って生活することが大切です。
感謝の気持ちを言葉で表す
毎日、顔を合わせることが当たり前となっていると、ついつい感謝の気持ちを忘れてしまいがちです。あなたは、配偶者にねぎらいの言葉をかけていますか。仕事から帰宅した際に、「お疲れ様」とねぎらいの言葉をかけることや、食事の支度をしてくれたときに、「ありがとう」と言うなど、口に出すことが大切です。
言わなくてもお互いにわかっている、と思い込んでいても、相手には伝わらないことは多くあります。やってもらって当然、と配偶者に思われないためには、感謝の気持ちを日々伝えましょう。
感情を出し過ぎない
日々の生活の中では、自分の考えとは違う行動を相手が取ることがあります。そんなときに、いちいち目くじらを立てていたのでは、息が詰まってしまい、暮らしにくくなります。怒ってばかりいる相手と暮らしたいと思うでしょうか。小さなことは流すくらいの広い心を持ちましょう。
些細なことで感情を高ぶらせて怒ることなく暮らすことで、相手も穏やかな気持ちで過ごせる居心地のよい家庭となります。思わず怒ってしまいそうになったら、そこまで怒るほどのできごとなのか、今一度冷静になって考えてみることが大切です。
相手の考えを受け止める
離婚したいと相手が考えているとき、自分に対して何か不満を持っていることが大半です。どうにか、話し合いの場を設け、お互いの想いを打ち明ける機会を持ちましょう。
相手に自分を否定される発言をされたら辛いものです。しかし、批判にも耳を傾けて、自分に非がある部分がないか考えてみましょう。話し合いによって、お互いの感情の行き違いが解消されることもあります。
「理解できていなくてごめん」と非を認めるなど、相手の考えていることを理解すると、相手は自分自身が認められたように感じるものです。
別居をしない
別居をすると、調停やその後の裁判など、離婚の準備を進める機会を相手に与えてしまうことになります。別居によって、裁判所等で夫婦関係が破たんしたとみなされやすくなり、離婚したい相手側に有利になりがちです。
冷静になるため、新鮮な気持ちを取り戻すためといわれても、別居にはできる限り応じないようにしましょう。一緒に暮らしていることで、2人の関係を見つめ直したり、話合いの機会を持ったりしやすくなります。ただし、配偶者が精神的、肉体的な暴力をふるう場合は別です。
まとめ
離婚したくないなら「愛を取り戻す」ためにすべき5つのアクション
・身だしなみに気をつける
・感謝の気持ちを言葉で表す
・感情を出し過ぎない
・相手の考えを受け止める
・別居をしない
相手のことを思って行動すれば、心は以前よりも近づいていくはずです。相手が何を考えているか、何に不満を持っているかを知り、気持ちを受け止めましょう。
相手が離婚を考え始めたら、できることから少しずつ改善していく時間はありません。早急な対処が必要です。愛情を素直に伝えるとともに、改善できる点、変われる点は、変えていく努力をすぐに示すようにしましょう。
極端な話、離婚はいつでもできます。離婚を切り出されても、自分は別れたくなければすぐには離婚には応じず、関係を修復できないか、模索してみましょう。結婚生活を続けるための努力をすれば、関係が修復される可能性があります。別れてしまってからの復縁は難しいですので、後悔のない行動をとりたいものです。
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