英会話の上達で一番大切なのは、とにかく話す機会を増やすことです。おしゃべりな人程言語習得が早いと聞いたことはありませんか?
しかし、英語圏に住んでもいない限り、日常の中でその機会を増やすのは容易ではありません。
外国人が参加しているようなサークル活動に参加したり、会話クラブに入ってみたり、実践できる場を設けることは、英会話上達において必要なのは明白かもしれません。
そこで今回は、「会話の機会を増やす」という基本以外に取り入れたい 、有効な英会話上達させる方法をご紹介します。
ネイティブな英語を習得!英会話がグングン上達する4つの方法
その1:独り言で会話の自主トレ!
私が英語の勉強をし始めた頃、日本に留学に来ていたウクライナ人の子と仲良くなりました。
彼女は 英語も日本語も上手だったので、言語習得、特に会話上達の秘訣を聞いたところ、返ってきた答えはズバリ「独り言」。それも単なる独り言ではなく、むしろシナリオ付の状況を特化したシミュレーションだと言いました。
例えば、彼女は大学に通っていたので、大学の教授とはどういうテーマについて、どういう話し合いをするか想像してみて、その話し合いのシミュレーションを1人で何度もするのです。
特定の相手を想定した会話のシミュレーションということなので、単なる独り言とは違い、相手を意識した話し方を練習することができます。
「独り言なんて暗すぎる!」と思う人もいるかもしれませんが、要はスピーチの練習と同じと思って下さい。練習すればする程本番もうまくいくようになります。
会話能力も、筋肉と同じで鍛えなければ育ちませんし、使わなければ衰えます。実践ができれば一番ですが、それができないときはひたすら自主トレに励むしかないのです。
その2:海外テレビ番組で会話のリズムと旬な英語を習得!
英語にも、日本語にも、その言語独特の会話のリズムがあります。会話は言葉のキャッチボールといいますが、英語の場合このキャッチボールのリズム感もスムーズな会話を運ぶのに重要な役割を果たしています。
このリズムの習得に役立つのは、海外のテレビ番組をみることです。会話のリズムというのは、勉強して身に付くものではないですし、やはり量を聞いて話して体に覚えてもらうしかありません。
好きな分野の方が長続きはすると思うのですが、できるだけ日常生活をテーマにしたドラマ番組を見た方が、使用されている単語・例文等の実用性は高いです。
サイエンスフィクション系で繰り広げられる会話は、日常のそれと大分違うので。。。
そしてまた、教材には出て来ない、日常会話でしか使わないようなスラング、流行の言葉、そしてイディオムもあります。
スラングや流行の言葉は、日々進化し続けるものですよね。これらも、海外テレビ番組から習得することができます。
よく聞く言葉・話し方というのは、そのまま自分がよく使う言葉・話し方となります。自分の年や環境にあった番組を選ぶことが大切です。
例えば、学生の話し方と社会人の話し方は、英語でもやはり違います。社会人になってもフランクな学生のような話し方が抜けないと、ビジネスシーンで真剣に取り合ってもらえないこともあり得ます。
私も大学時代は、周りの友人と同じノリで話せるようになりたくてMTVの若者向け番組を見ていましたが、 社会人となって久しい今は、ニュース番組やトーク番組をよく見るようになりました。
Jon StewartやJay Lenoのレートナイトショーやサタデーナイトショー等は、アメリカ人やイギリス人が好きな皮肉系ユーモアセンスの勉強となる上、時事問題をテーマとしていることも多いのでその国の現代文化や関心を知るよいツールでもあります。
その3:ボキャブラリーを増やす
「ある言語を習得したといえるのは、ある単語がわからない時、その単語について他の単語を用いて説明できた時」と誰かが言っているのを聞いて、なるほど、と思ったことがあります。
わからない単語があっても、知っている単語を使って説明することができれば会話は成り立ち、そうやって新しい単語を引き出すことができたら、貪欲にどんどん覚えて、そしてチャンスがある毎に使っていきましょう。
文を構成する能力がある程度つけば、あとはボキャブラリーを入れ替えて応用できるかが、会話上達の物差しとなっていきます。
ボキャブラリーの数が増えれば増えるだけ、会話の幅は広がり、英語での会話が楽しくなっていきます。
その4:失敗は成功の元!どんどん恥をかくべし!
私の中学時代の英語の先生は、オーストラリアを放浪、牧場主の手伝いをしながら英語を習得したという面白い経歴の持ち主でした。
そんな先生が教えてくれた英語習得のコツは「とにかく恥をかくこと」。日本人は元々シャイな上それに完璧主義が重なって、とにかく英語を上手に完璧に話さなければならないという概念に襲われがちです。
しかしその先生は、
「完璧にしゃべれるようになるまで何ヶ月も費やすより、間違えるのを覚悟でとりあえず言ってみる。間違えて恥をかくと一瞬で覚えるし、ずっと覚えている。そしてそれを繰り返すことで人は言葉を覚えていくんだよ」
と教えてくれました。
確かに、恥をかくような間違えをして覚えたものは本当に一発で覚えます。そしてそのエピソードは今となってはいい笑い話として、会話の種としても役に立っています。
まとめ
ネイティブな英語を習得!英会話がグングン上達する4つの方法
その1:独り言で会話の自主トレ!
その2:海外テレビ番組で会話のリズムと旬な英語を習得!
その3:ボキャブラリーをふやす
その4:失敗は成功の元!どんどん恥をかくべし!
英会話の上達に、英語を話す機会を増やすことは不可欠ですが、それ以外にも今回ご紹介した4つの秘訣を取り入れて上達を手助けすることができます。
どんどん実践して、英語を話せるようになりましょう!
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