会話が続かないときの気まずい空気は耐えがたいものです。
普段から会話は続かないけど仲がいい友達なら全然気にならないのですが、そうでもない仲、特に初対面の方だとさらに気まずさは増してしまうと思います。
でも、会話を続かせようと意識すればするほど会話は続かないものということをご存知でしたか。
今回は、会話が続かないときに意識して欲しい会話術をご紹介します。このことを意識してみてトーク力を磨きあげましょう!
トークが弾む!会話が続く!驚異の会話術
自分変換をしていないか確認
会話は、ご存知の通り自分ひとりでは成り立ちません。相手がいてこそ会話は成立します。相手にも喋ってもらって、初めて会話が成り立つという事をよく認識しておきましょう。
つまり、相手が話そうという気持ちを奪わないこと。いいかえれば、「話してもしょうがない」という気持ちを相手に抱かせないことが重要なのです。
自分が聞いて欲しい話を始めたとたん、「私(だったら)なら・・・」とか「そんなのまだ良いほうよ。私の場合は・・・」などと話題を奪って、自分変換(話の主導権を奪って自分の話を聞かせようとしてしまうこと)してしまうと、相手は話す気がなくなってしまいます。
全てにおいて自分の話をしてはいけないということはありませんが、頻度には注意しましょう。
聞いているリアクションを相手に伝えているか
マネキン人形のように何のリアクションも示さない人と会話をするのは誰でも気がめいってしまいます。
話をするとき、誰もが自分の話が相手にキチンと伝わっているか確認しながら話をしているものです。
「聞いているよ!」というリアクションが乏しい方と会話していると「この話題、話してもつまらないのかな?」と不安になってしまい、話している方は不安と不満でたまらなくなってしまいます。
なぜなら、自分の話をキチンと聞いているかどうか確かめようがないからです。
そこで、会話を続けさせるためには、「聞いているよ!」というリアクションを相手に返してあげましょう。
その代表リアクションが「頷き」です。大親友とのおしゃべりを思い出してみてください。いろんなバリエーションの頷きを使用して相手の話をきいていることが分かるはずです。
このバリエーション豊富な「頷き」で会話を続けたいと思う人に試して見ましょう。必ず話が盛り上がり続いていくはずです。
ポジティブさを押し付けない
ネガティブな話題を相手が話しはじめたとき、その話をポジティブな考えに押し付けて、さえぎってしまう方がいらっしゃいます。
このようなとき、あまり早くからポジティブな考え方をするように話をしてしまうと、相手は「自分の話を聞きたくないんだ」と話をやめてしまうかもしれません。
まずは、「そんな気持ちでいるんだ」とか「辛い気持ちなんだね」と、その気持ちを受け止めてあげる事を心がけましょう。
ポジティブな考えを促すのはそれから後の話です。人には、思いを貯めるスペースが限られています。
十分に自分の思いをはき出してスペースを空けなければ、いくら素晴らしくためになる話でもスペースがないので受け入れられなくなる。ということを認識しておきましょう。
とにかく人と話そう
会話はコミュニケーションです。どのように話してよいか分からない人は、もしかしたら練習不足なのかもしれません。
練習不足を埋めるためには練習しかありません。いろんな人と話す機会をもちながら練習してみましょう。
そのとき、自分が話すことも重要ですが、聞き役になりながら相手の話す態度を見て、よいところを学び、別の機会で真似てみるのもいいでしょう。
また、「私、話すのが苦手で」と前置きして「○○さんは、会話のときにどの様なことに気をつけていますか?」と聞いてみるのも方法の1つです。
話のつなぎになるかもしれませんし、会話のコツを教えてもらえるかもしれません。
あとは、「ちょっとマネしてみますね」などとコツを実際にためしてみると、更に会話が続くかもしれません。
最適な場所、人数を考えてみる
話が弾む場所というのは確かにあります。楽しい雑談系は、居酒屋や家飲みなどお酒を活用しながらしてみるのも良いかもしれません。
逆に深刻な話の場合、そのような場所は逆効果です。話の内容などで場所を選定することはとても重要なのです。
また、会話が苦手な人は1対1で会話をしようとしますが、複数の人とおしゃべりしながら会話を学習するほうが効率がよい場合があります。
話の内容に応じてメンバーなども考慮してみると良いでしょう。
沈黙が訪れても慌てない
人と話すのが怖い方が最も恐れるのは沈黙です。「沈黙=悪」、と思ってマシンガンのように話てしまう方はその傾向が強い方です。
相手も人間ですし、少し考える間がほしいときもあります。
また両方が黙って沈黙が訪れてしまったとき、あなたが慌てたり気まずい感情をいだくと相手も同様に意識してしまいます。
沈黙がきても慌てずに話しの材料を探してみましょう。
沈黙は今までの話の流れとは違う、何の脈略もない話を会話の継ぎ手として話し始めるのにチャンスな時間です。
慌てずに、「ところで、まったく別の話なんですが・・・」と、話を再会してみましょう。
まとめ
トークが弾む!会話が続く!驚異の会話術
・自分変換をしていないか確認
・聞いているリアクションを相手に伝えているか
・ポジティブさを押し付けない
・とにかく人と話そう
・最適な場所、人数を考えてみる
・沈黙が訪れても慌てない
如何でしたでしょうか。
話が苦手と思っていたら、いつまで経ってもコミュニケーションはうまくなりません。ポイントは話すことと聞くことのバランスと沈黙が訪れても決して慌てないことです。
このポイントと今回紹介した内容を試しながら経験を積めば、会話が続かないわずらわしさを感じることがなくなるはずです。
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