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人を呪わば穴二つ!破滅を呼ぶ行動と、恨みを晴らすおまじない

人間関係

人を呪わば穴二つ(ひとをのろわばあなふたつ)・・・人のことを恨んで害を与えようとすると、やがて自分も害を受けるようになるということのたとえの言葉
〜使用例〜
「裏切られて恨みたくなる気持ちはわかるけれど、人を呪わば穴二つだよ。そんな人のことは忘れてしまおう。」

人を呪う時は、自分の墓穴も掘る覚悟がいます。そうしないと破滅する結果となってしまいます。人を恨むことは、自分自身にとってもとても辛いことです。
今回は「人を呪わば穴二つ」という言葉の意味と、破滅を呼ぶ行動と、恨んで許せない心を晴らすためのおまじないについて、他では読めないような切り口から解説をしていきます。

 

人を呪わば穴二つ!破滅を呼ぶ行動と、恨みを晴らすおまじない

人を呪わば穴二つ(ひとをのろわばあなふたつ)の意味・由来・使用例

人を呪わば穴二つの意味

人を呪わば穴二つとは、人のことを恨んで害を与えようとすると、やがて自分も害を受けるようになるということのたとえです。

ここでの『呪わば』には、『呪おうとすれば』という意味があります。

では掘り下げて意味を説明していきましょう。

この言葉には、人を呪って殺そうとすれば、自分もその報いで殺されることになる。そのために墓穴が二つ必要になるということをいっています。『穴二つ』とは相手と自分の『墓穴』のことなのです。

殺すというのは大きなたとえであり、つまりは人を陥れようとすると、自分にも悪いことが起こるということです。

何が言いたいのかというと。

人を陥れようと密かにやったつもりでも、自分も同じ仕打ちにあうと覚悟する必要がある。その覚悟がないのであれば安易に人を陥れるべきではないということを伝えているのです。

言葉の由来

この言葉は平安時代の陰陽師の行動に由来されています。

陰陽師は人を呪い殺す時には、まず自分の墓穴も掘っていたのです。それほどの覚悟をもって呪っていたのです。このことより人を呪う時には自分の墓穴を掘る覚悟がいるという意味の言葉が成り立ったのです。

使用例

では、文章の中でどのように使われるのか文例を一つあげてみましょう。

『裏切られて恨みたくなる気持ちはわかるけれど、人を呪わば穴二つだよ。そんな人のことは忘れてしまおう。』

 

二つの穴が必要な、破滅を呼ぶ行動

まずは破滅を呼ぶ3つの行動を紹介します。あなたが破滅しないためにも是非参考にしてください。

ネチネチといつまでも恨みを忘れない

ネチネチと恨みを忘れない人は、心がすでに破滅しています。

ずっと永遠とネチネチ過去の恨みを掘り返す人は、不幸を周りに撒き散らして生きている悲しい人です。

もちろん過去にとても辛いことがあったかもしれません。

しかし、あなたの人生が過去の恨みにばかり囚われたとしたら、その恨みを晴らしてばかりの人生となってしまい、新しい可能性を潰してしまいます。

また、ネチネチと恨むことにより、被害妄想ばかりの人となり過去の不幸をオーバーに表現するようになります。恨みで心が形作られる情けなくて愚かな者になります。

心の平穏のない、一生辛くて苦しい人生を送ることになるでしょう。

前を見て、未来志向を大切にしていくこそが、より楽しい人生を送ることができる秘訣です。

 

自分自身を振り返らない

恨み・呪う前に、その原因はあなたの中にないのかを振り返るべきです。

「私の破滅は○○さんのせいです」
「今日遅刻したのは××さんが話しかけて通してくれなかったから。」
「忘れたのは△△さんが事前に言ってくれないから。」

なんでも自分のミスを人のせいにする人。どんなミスでも自分のミスは自分のミス。反省して謝罪しなければいけません。

人のせいばかりにしていると自分は何の成長も出来ません。そればかりか責任を押し付けられた人が、こぞって今度は全てのミスを押し付けてくるかもしれません。

そうなったらあなたは八方ふさがりです。破滅してしまうでしょう。

 

自分の恨みを晴らそうと、自分勝手に行動する

恨みを晴らそうとするばかり。自分勝手な過去に囚われているとしたら、それは破滅する大きな原因となります。

自分だけの不満ではなく、社会やチームの不満を解決するために努めるようにしましょう。

例えばある政治家が、私情を挟み、こんな発言をしたとします。

×「私は学生時代友達が全くいなくて、土日はいつも寂しくて恨めしかった!だから、学生の土日の祝日なんて無駄だからなくそう」

意味不明ですね。行動する時には、周りの空気や人の社会やチームの意見もきちんと聞いて行動しなければなりません。

正しい政治家の提案はこのようになるでしょう。

◯「保育所が足りてないと困っている人が多いので税金を保育所に回そう」

 

恨んで許せない時の8つのおまじない

ではここから、人を呪わば穴二つといえども・・・どうしても恨んで許せない人がいるという時はどうしたら良いのか。そんな時のおまじないをお伝えします。

心のうちを全て打ち明ける

どうしても許せないことがあった時。それを自分だけの心にしまい込んでしまうと憎悪はどんどん大きくなるばかりです。

そうするともう相手に対して、悪いことをして恨みをはらすことしか考えられなくなってしまいます。あんな人いなくなればいい、あんな人はもっと嫌な思いをすればいいと懲らしめることしか頭に浮かばないでしょう。

しかし一度その恨みを口に出して家族や友達に打ち明けてみましょう。酷い言葉になってもいいです。思っていることを一度全て吐き出すのです。

そうすることで心の中にあった大きな黒いモヤモヤが少しずつ小さくなります。誰かと共有できるだけでも気持ちを半減させることができるのです。

一人で許せないと恨むことはやめましょう。

 

相手に思いを伝える

恨んで許せない状況になるのには、それだけの理由やきっかけがあったのだと思います。

相手を呪う前に、まずは一度その件について話してみましょう。

「あなたのこのような言動に私は許せないほど怒っている」と許せない理由と今の自分の感情をぶつけるのです。

相手はあなたを怒らせていることに気付いていなかったのかもしれません。その場合は反省して謝ってくれるでしょう。もしくは気付いていてもそこまで深く考えていた事は知らなかったかもしれません。

中には気付いていたのに敢えて謝らない人もいるでしょう。

解決になるか、より許せない結果になるかは話してみないとわかりません。しかしまずはあなたの気持ちを相手に伝えることは大切です。

 

一度紙に許せない思いを書いてみる

自分の心の中で湧き出る許せない気持ちを一度大きな紙に書き出してみましょう。

誰にも見せないことを前提で書きます。

相手を罵ったり、汚い言葉を使ってもこの際はOKとします。

『絶対に一生許さない!!バーカバーカ!!ブス!!』と力を込めて思い切り殴り書きしてみましょう。書くという行為で思いをアウトプットするだけで、気持ちは軽くなります。

書き終わった後は、ビリビリに破いて捨ててしまいましょう。あんなやつの為に怒るのは勿体ないと気持ちを切り替えることができるでしょう。

 

呪いの人形を作る

・・・というと大げさかもしれませんが、近くにある人形を恨み相手だと思って殴り飛ばしてしまいましょう。その人が写っている写真をビリビリに破いたり、真っ黒に塗りつぶすのでも良いです。

実際に相手を傷つけてしまっては、それは自分も傷つく結果になります。相手の悪口を大勢の人に言いふらしていると、いつか自分の悪口が回ってしまいます。

それが人を呪わば穴二つということなのです。

そのため誰にも害を与えることなく、恨みをはらせる方法が最良なのです。写真をどんなにビリビリに破いても、それは自分がスッキリするだけで誰も傷つきません。そうすれば穴は一つも掘る必要がなくなるのです。

 

呪いたい人よりも幸せになる

許せないと思っている相手、恨んでいる相手はあなたと同等にいる人の場合が多いでしょう。あなたの一番身近にいた人という可能性も近いです。自分に近い存在だからこそ憎しみに変わった時の気持ちが大きいのです。

そんな時は相手よりもどんどん幸せを掴む努力をしましょう。自分が相手よりも幸せになって恨んでいる相手を見下してやりましょう。そうすれば勝ち誇った気分になり、恨む気持ちも薄くなるでしょう。幸せになると心が大きくなり、自分より下にいる人なんて目に入らなくなるのです。可哀想な人と憐れんでしまいましょう。

 

スポーツを始める

許せないというパワーを別のものに変えて発散させてみましょう。それには体を動かすスポーツをするのが一番です。

自分が没頭できるスポーツを見つけてみましょう。

ゴルフの打ちっぱなしやテニス、ボクシングなどと、憎い相手を想像しながら力をぶつけられるスポーツだとより良いでしょう。ゴルフやテニスのボールを恨んでいる相手だと思って力を込めて打ち付けてしまいましょう。

スポーツをして良い汗をかけば、心も体もスッキリすることができます。

 

小さな仕返しをする

恨んでいる相手にどうしても何か困るようなことをしないと気がすまないという時。人を呪わば穴二つ。自分が同じ目にあっても大丈夫なレベルの小さな仕返しをしてみましょう。

例えば賞味期限の少し切れたお菓子をあげる。肩にホコリをつける。こんな些細なことです。

相手に被害を与えたり、傷つけたりするわけでもない程度に、自分の恨みが少し軽くなるような仕返しをするのです。

万が一それが自分に返ってきても笑えるくらいのことにしておきましょう。

 

忘れる努力をする

人を許すことはとても難しいことです。しかし許さないで恨み続けていることは自分自身も辛く苦しいことですね。
無理して許すことはありません。しかし恨み続けるのもやめましょう。忘れるのです。許さないままでもいいので蓋を閉じてしまいましょう。

思い出さないようし、会わないようにし、まずは努力して忘れてみましょう。そうすれば気付くと自然に忘れているはずです。

 

まとめ

人を呪わば穴二つ!破滅を呼ぶ3行動と、心を晴らすおまじない

人を呪わば穴二つ(ひとをのろわばあなふたつ)の意味・由来・使用例

二つの穴が必要な、破滅を呼ぶ行動
・ネチネチといつまでも恨みを忘れない
・自分自身を振り返らない
・自分の恨みを晴らそうと、自分勝手に行動する

恨んで許せない時の8つのおまじない
・心のうちを全て打ち明ける
・相手に思いを伝える
・一度紙に許せない思いを書いてみる
・呪いの人形を作る
・呪いたい人よりも幸せになる
・スポーツを始める
・小さな仕返しをする
・忘れる努力をする

 

「人を呪わば穴二つ」の意味と、破滅を呼ぶ行動と、恨んで許せない時のおまじないをお伝えしました。

どんなに恨んでいる相手であっても、その人を傷つけていい理由にはなりませんね。結果的にもっと自分が傷つくことにもなってしまうのです。

破滅を呼ぶ行動とならないよう、今一度自分の行動を確認してみてください。そして、許せない相手がいる時は落ち着いて今回お伝えしたおまじないを試してみてください。

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