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ギャンブル依存症の克服法|人生を破壊する前に一刻も早く治したい人へ

自己改善

ギャンブル依存症の歴史は古く、古代のローマやインドにおいてもそうした記録が残されています。

ロシア出身の小説家のドストエフスキーもまたギャンブル依存症の一人であり、現代にも読み継がれる多くの小説はギャンブルによって作った借金を返済するために執筆されました。

また、近年では旧来的なギャンブルだけでなく、スマホアプリなどの射幸性の高いゲームによってギャンブル依存症と全く同じような状態に陥っているという人も増えてきております。

厚労省の発表によると、ギャンブル依存症の疑いのある人は国内で536万人にのぼり、割合としては男性の10人に1人がギャンブル依存症である疑いがあるという結果になり、意外にも身近な病気なのです。

自分自身にも周囲の人々にも悲惨な状況をもたらすギャンブル依存症ですが、これを克服するという方法はあるのでしょうか。

この記事では、ギャンブル依存症の克服法について詳しくお伝えします。ギャンブルによって人生を破壊する前に、一刻も早く依存症に立ち向かいましょう。

 

ギャンブル依存症の克服法|人生を破壊する前に一刻も早く治したい人へ

 

自分自身の精神状態を自覚する

ギャンブル依存症を克服するために必要なこと、それはまず第一に自分が「依存症」であると自覚するということです。

ギャンブル依存症は、現代では精神疾患の診断指標である、DSMやIDCなどにも記載されているれっきとした病気の一種として定義されています。

自分自身を「病気」であると自覚し、心からその病気を治療したいと思うことで、初めて具体的な対策を講じることが可能になるのです。

 

なぜギャンブルがしたいのか?を考える

ギャンブル依存を克服するためには、「自分はなぜギャンブルをしたくなっているのか?」という原因をまず特定しなければなりません。

例えば、「仕事や人間関係のストレス」が高じるとギャンブルがしたくなるという場合には、それがギャンブル依存の原因として考えられます。

もちろんこうした原因は一つに特定できないという場合がほとんどです。ですので、思いつく限りの原因を紙などに書き出し、リストアップするようにしてください。

こうして紙などに書き出し可視化をすることで、自分自身の抱えている問題を客観的に認識することが可能となります。

そして、それら個別の問題に対処をしていく方法を考えることにも繋がります。

 

お金を失った時のことを忘れない

ギャンブル依存症において一番の問題となるのが「お金」です。

ギャンブルにおいてお金を失ってしまったという場合、そのことをしっかりと記憶に留め、忘れないようにするのが重要です。

具体的には、日記帳などにギャンブルで負けたとき自分がどんな気持ちになったのか、あるいはその他にどのような悪いことが合ったのかということを書いておくようにします。

そして自分のギャンブル断ちの決意が揺らぎそうになってしまったときには、その日記帳を読み返し、また決意を新たにするのです。

また、もう一つ重要な点としては、一体ギャンブルにどの程度のお金を使っているのか、ということについて収支表を作るということです。

自分が1週間、1ヶ月、3ヶ月、1年あたりで一体どれくらいのお金を失ってしまったかについて、しっかりと事実を受け止めるようにしましょう。

 

ギャンブルができない状況に自分を追い込む

具体的に、ギャンブルを止める方法としては、やはり自分を不可抗力でギャンブルができない状況に追い込んでしまうというのが良いでしょう。

例えば、外出をする際には最低限度のお金のみを持ち歩き、カードなども家に置いておくようにすることで、ギャンブルによって余計な散財をしてしまうことを防ぐのが可能となります。

また、休日やその他暇な時間帯には、次々に予定を入れてしまうというのも良いでしょう。予定をぎっしりと詰めてしまえば、必然的にギャンブルに行く時間をなくすことが可能となります。

その他には、自分の欲しいものを買ったり旅行に行ったりと、ギャンブルよりは有益と思われる用途にお金を使ってしまうという方法も良いでしょう。

 

情報を遮断する

ギャンブルに関する情報に接触しないようにするということも効果的です。

ネットを始め、テレビや雑誌、スポーツ紙など、ギャンブルに関する情報を発信するあらゆる媒体が目に入らないようにします。

また、これまでに購入したギャンブル関係の本などもすべて処分をするようにしてください。

 

ギャンブル場に近づかない

ギャンブル情報の遮断という意味では、やはりギャンブル場に近づかないということが何よりも重要です。

パチンコ屋やレース場などにはできる限り近づかないようにし、目的地へとルートを設定する場合には、多少遠回りでもその前を通らないようにする工夫が必要です。

また、家の近所にギャンブル場があるという場合には、思い切ってその場所から引っ越してしまうというのも良いでしょう。

 

周囲の人々に宣言する

ギャンブル断ちをする際には、できるだけ周囲の人々に対し、自分の決意などを宣言すると良いでしょう。

周囲の人々に予め自分の目標を宣言することで、それを破ることに対して「恥ずかしい」という感情が芽生えます。そして、それがギャンブルをすることに対する心理的障壁として機能をします。

さらにもう一つ、宣言をすることによって得られる効果として、「周囲からの監視が厳しくなる」ということも挙げられます。

自分がギャンブルをしたことに対し周囲の人間がそれを咎めることによって、「ギャンブルをしてはならない」という刷り込み学習をすることが可能となります。

 

レートを低くしてみる

さまざまな方法を試しても、どうしてもいきなりギャンブルを一切止めるというのが難しい場合には、まずはそのレートを下げてみるというのがおすすめです。

例えばこれまで4円パチンコで遊んでいたという人は、それを1円パチンコに変えてみたり、レース系のギャンブルに関しては一度のレースに賭ける金額を減らしてみたりします。

賭ける金額を減らすことにより、勝負に熱中することがあまり無くなり、自分自身や周囲の状況を冷静に見ることが可能になります。

 

達成記録をつける

ギャンブル断ちにある程度であれ、成功したという場合には、必ずそれを記録につけるようにしてください。

どんなに小さな成功であっても、それは達成感を生み出します。

そうした小さな成功体験を積み重ねることで、次第にそれを達成すること自体が欲求となり、ギャンブルから遠ざかることが可能になります。

 

他の生き甲斐を見つける

長期にわたってギャンブル依存から脱却するために必要なこと、それはギャンブルに替わる他の生き甲斐です。

ギャンブルの他に自分自身がのめり込め、熱くなれるものを見つけましょう。

もし今現在特にそのようなものがないという場合には、子供の頃や若い頃に好きだったものを思い出すようにしてみましょう。

また、昔熱中していたものの途中で挫折してしまったことをもう一度やり直してみるというのも良いでしょう。

 

病院を受診する

最初に述べた通り、ギャンブル依存症はれっきとした病気です。ですのでもちろん精神科などの医療機関を受診してみるという方法も効果的です。

また、ギャンブル依存症には、その背景として発達障害や双極性障害、あるいはパーソナリティ障害など、何らかの障害が隠されているという場合も少なくありません。

医療機関を受診してみることで、単にギャンブル依存を断ち切るだけでなくそうした根本的な問題に対処をすることも可能となります。

 

グループワークに参加する

ギャンブル依存症を抱えた人たちのグループワークに参加し、他の人々と交流を持ちながら依存症を克服するという方法もあります。

こうしたグループの多くは募金やボランティアなどで運営されており、同じ悩みを持った人々の間で苦労を分かちあったり、有益な情報を共有したりすることが可能となります。

日本におけるギャンブル依存症の自助グループとしてはGA(ギャンブラーズ・アノニマス)などが有名です。

 

まとめ

ギャンブル依存症の克服法|人生を破壊する前に一刻も早く治したい人へ

 

・自分自身の精神状態を自覚する

・なぜギャンブルがしたいのか?を考える

・お金を失った時のことを忘れない

・ギャンブルができない状況に自分を追い込む

・情報を遮断する

・ギャンブル場に近づかない

・周囲の人々に宣言する

・レートを低くしてみる

・達成記録をつける

・他の生き甲斐を見つける

・病院を受診する

・グループワークに参加する

ギャンブル依存症から抜け出すためには、自分自身でできる方法から試してみるのも大切ですが、周囲の人のサポートも必要になってきます。

信頼できる人に相談し、決して一人で悩むことなく、克服していってください。

そして、少しでも早くギャンブルに苦しまない日が来ることを願っております。

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